介護保険制度改正 ～介護報酬３％引き上げ～

いよいよ介護保険制度改正内容が紙面等で発表されました。
今回の改正の目玉は、介護従事者の待遇改善となっており
３％の介護報酬が引き上げれることになりました。
私達の関係「特定施設入居者生活介護」ではどのようにな
ったかお知らせします。

要支援１　214単位／日　→　203単位／日（引き下げ）
要支援２　494単位／日　→　464単位／日（引き下げ）
要介護１　549単位／日　→　571単位／日（引き上げ）
要介護２　616単位／日　→　641単位／日（引き上げ）
要介護３　683単位／日　→　711単位／日（引き上げ）
要介護４　750単位／日　→　780単位／日（引き上げ）
要介護５　818単位／日　→　851単位／日（引き上げ）
※機能訓練加算（12単位／日）及び夜間看護体制加算（10単位／日）
は変わらない。
新規加算として
医療連携加算（80単位／月／1人）が加わりました。

改正で見る評価として

・確かに報酬が上がったが従業者待遇改善には厳しい
・やはり高齢者の1割負担が増え安堵とは言えない

今回の改正において運営には厳しさはあまり変わらない
ように思える。就業環境を考えたならもう少し抜本的な
見直しが必要と思える。
しかし問題として財源となる・・・
介護保険制度は共に支えあう仕組みは分かるが、政府は
天下りの温床は続けている。無駄を削減し、その財源を
もっと有効に使うことで高齢者の負担を逆に軽減すべき
と思う。
これだけ経済減速や失業者対策ｅｔｃ・・・本当に課題
は多い中で「政局より政策」「政局を具」にしないでほ
しいと願っています。