反省して、ここから三回はきちんと予約投稿しておきます・・・。
声について、ということなんですけれど、結局はウオームアップの続きになります。
ここではまず、背中と肩から緊張を抜くようにします。
具体的には、足を前後に開いて、ソフトボールを投げるように片腕を下手投げの要領でぐるぐる回したり、両腕を胸の前でクロスさせて肩甲骨をつかみ(つかめない人もいるかも)息を吐きながらしゃがむ、というのを繰り返したりします。
これらは大体時間がないときにてっとり早くやる方法です。
時間のある時は、深呼吸の要領で息を吸いながら、片手を肩のところまで持ち上げていき、今度はその手を真上に持ち上げて行きながら息を吐きます。これを両手、そして横向きと、前にと、計6種類繰り返します。
これらはいずれも、肩や背中を緩めることが目的にあります。
どういうことかというと、声というものはまず、体内にためられた息が声帯を通っていくことで音が出るので、そもそも空気が体内にたくさん取り入れられないと、長いセリフや大きな声はまず出ない、ということにあります。
しかし、肩や首、背中に力が入っていると、十分には空気が入りません。
いわゆる腹式呼吸のその前に、体をリラックスさせる必要があるのです。
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