On楽工房奮戦記byよっさん@アコギ

わたしの音楽活動、楽器、PA、読書についての勉強を綴ります。

相生かきまつり前日

2006年01月28日 | コンサート
相生かきまつりコンサートの準備にかかる。
On楽工房は皆、妙にマジメであるという某ミュージシャンの言葉どおり、準備及びスタッフ会議には意気込んだ主要メンバーが夜8時に揃う。すぐに機材の積み込みにかかる。この機材搬出と積み込みは、現在2階に保管していることもあり結構重労働なのだが、みな積極的に手伝ってくれるので、腰&脚の弱いわたしはとっても助かっている。皆の苦労を少しでも和らげるため前々回のライブ前に保管庫を改造し、2階から電動ウィンチでおろせるようにしている。床に穴をあけ、蓋を外して垂直につり下げておろす。ウィンチにはベルト+カラビナなどをつけてラックケースの取っ手に掛けて安全におろせるようにしている。仕事柄クレーン(玉掛け)の資格もあるのでいつも私がおろすようにしている。特にアンプ、SX500などは手で下ろすには大変な重労働となるからね。若い人には何でもないことでもわたしや腰の危ない代表にはとても危険な作業なわけ。

さて、機材を積み込み車庫に仕舞ったのちスタッフ最終会議に入る。最終的に決めた立ち位置に沿った形でのマイクの移動、モニタースピーカーの位置についての確認だ。今回は9m角の広い舞台なので、位置をバミって(ステージ上にテープで位置を残す)すばやくセッティングが出来るようにすることと、移動の際にケーブルが届かない可能性のあるマイクに延長ケーブルを予め仕込むこととした。
皆で資料を見ながら「***さんの演奏がおわったらスグに13番を下手に引き、ピアノを下手後方から前に移動、シールドをDIの1ch、つまり15chに繋ぐ。イスを出し、モニターはSX300を前から・・・」などとシミュレーションをする。
今回はコンサートの合間によさこい踊りが2ステージ入るので、この場合には舞台を全て下手に引き上げてステージを解放する。結構機材の出入りが激しいので皆でこれをシミュレートするのだ。舞台側とPA側のスタッフを分け、各自自分の持ち場を確認する。
また今回は主催者側に迷惑を掛けることを避けるため、最悪の事態を想定して24chミキサー1台(YAMAHAのMG24)とマイク数本、それにMDラジカセを1台予備に持って行くこととしている。ミキサーはいつもなにかと今日協力しあっている上郡のミュージックフェスティバル実行委員会(商工会H氏)から借り受けた。ミキサーが飛ぶってのは予備があったとしても恐ろしい事態だけれど(機種が違うのですぐには復旧出来ないと考えられる)、それだけでなくMDは現在のラジカセがいつまで完全に動作するかって事は誰にも保証出来ない。今度業務用のラック組み込みのCD/MDデッキの導入も視野に入れて居るんだけれど。片肺飛行でも跳び続けるためには予備が必要。翌日は大渋滞が予想されるため、壊れてから借りに行くなどと言うことはできないのだ、
あとケーブルは充分作ったつもりなので、あとは翌日の天気と温度だ。相生On楽工房は寒い場所でのライブが好きなんだと某ミュージシャンはのたまうが決してそうではない。暖かい快晴の的を望んでいるのであるよ。天気予想では快晴。よし。
ということで明朝は現地6:40着。皆はお茶さえ飲まず帰途についた。

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