On楽工房奮戦記byよっさん@アコギ

わたしの音楽活動、楽器、PA、読書についての勉強を綴ります。

かきまつりの準備

2006年01月22日 | コンサート
いよいよ2006かきまつりも1週間を切ってしまった。準備については会議を経てだいたい整ったつもり。
PAについては、毎回のことであるが、セッティング表、仕込み図の作成、それと接続系統の実地確認、ケーブルのチェックなどを行った。

今回のPAであるが、かなりch数を使用するのに加えて、最後のビッグバンドのリハ時間が取れないためにブッツケ本番になる。従ってリハーサルとしてはアコースティック系+バンド1つ(三原楽団)の音量バランス、モニターバランスを記録することになるわけだ。アコースティック系のステージ配置図を示す。


ここではマイクは少ないけれどもMDでのBGM再生があるのと、ギターのマイク取りが問題になる。生ギターのマイク取りには指向性の強いBETA57を持ってくるようにした。

またバンド系のほうは下の通り

上の三原楽団のch数はいつもと同じだけれど編成が増えている。コーラス隊が2名増えているのだ。
これらの表は会議の時にスタッフに配布した物であるが、ステージはステージ廻り担当スタッフがこの表に従いマイク結線と配置をする。ステージ替えの際にはどのマイクを持ち出し次にどのマイクを引くかを、予め脳内シュミレーションして貰う。

以上のアコースティック系3、バンド系1を卓上にch配置してみたのが下記の図だ。


これは卓廻りのオペレータ(私とサブ1名)が把握しなければならない。最後のビッグバンド以外については全てリハの調整のままツマミ類を触らないでよいように配置し、出来るだけ近いchでまとめるよう工夫してみた。

卓廻りの結線については本日チェックすると共に、機器の背面にわかりやすいように表示したり、不要なジャックに間違えて差し込むことの無いようにテープを貼ってふさいだりと考えてある。
卓廻りの結線は数回のライブを経てだいぶん慣れては来たけれど、もう少しスピードアップを図りたいが為にいくつかのケーブルの工夫をしてみた。ケーブルの色とリングを使って仕分けしてみたのである。(下記)



基本的には下記の通りにしている。リングには番号や符号をマジックで書き入れている。
黒ケーブル白リングは機器接続用キャノン・オスーメス
 マルチ~GEQ、卓~GEQ(メイン出力)などに使用する。
赤ケーブル白リングはバランスフォン-キャノンオス(AUX送り用)
緑ケーブルは両端バランスフォン
ステージ上のマイクケーブルは黒ケーブル青リング
マルチ~ステージ横のアンプ接続は青ケーブル赤リング
橙ケーブルはジェンダー交換ケーブルで、両端オスーオスまたはメスーメスとなっていて、これはマルチケーブルのセンドをリターンにする場合のみに使用する。
あと短いケーブルでキャノンオスを受けてバランスフォンに変換するものがあるんだが、DIからのライン入力を受けて卓のLINEに入れるための変換ケーブルである。

あと、あまり使わないケーブルをまとめて袋にいれ、ステージ用に予備で持つシールド類も仕分けして袋に入れた。予めステージ用のケーブル(マイク、スピーカーケーブル)と卓廻りの機材用ケーブルはきっちり別の箱に分けて入れている。予備ケーブルも各ケーブル1乃至5本程度はあるみたいだし変換コネクタ類もだいぶん揃った。

余談だけどジェンダー変換用ケーブル(両端に同じ形状のキャノンコネクタがついている)は、実はホットとコールドが入れ替わるようになって配線(ハンダ付け)してある。オスーオスとメスーメスをセットで使って元に戻るようになっているのだ。別にもっているジェンダー交換用変換プラグを使っても元に戻るようになってるため、いざというときには一般のマイクケーブルの代わりに使えるようになる。ステージ上で使う橙ケーブル(両端オス)には赤リングを、卓側で使う橙ケーブル(両端メス)には白リングをつけている。
今日は練習室にて一通り接続をしてみて機器間の接続チェックをすませ、コンプのスレッショルドやトリガーの調整などを済ませた。また卓のガリ(AUXマスター1)も何度か触ってると直ったようで鳴らなくなった。

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