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ヨーロッパ3日目(2) ~凱旋門賞を観戦~

2008-11-07 00:46:16 | フランス&イギリス
 凱旋門賞を生で観るのは06年以来の2回目。2年前は社会現象にもなったあのディープインパクトが出走していたので、このロンシャン競馬場にも日本人がウジャウジャいたけれど、今年は数えるほどしかいなかったように思える。

風車をバックに

 レースの合間にはマーチングバンドがコースを歩く。

こういう髪型だったらすごいね

 太ってる人が多いのはやっぱり肺活量の関係?

あー、なんかフランスって感じ

 風が強いから誘導馬のお姉さんも大変そうね。

凱旋門賞ポスター

 これは駅に張ってあった凱旋門賞のポスター。この凱旋門賞(Prix de l'Arc de Triomphe)というレースはヨーロッパのチャンピオン決定戦。競馬発祥の地はヨーロッパなので、事実上の世界最強馬決定戦ということになる。

 まぁいわば競馬のオリンピックみたいなもんで、今年は地元フランスに加え、イギリス、アイルランド、ドイツ、イタリア、そして日本から計16頭が出走。


Meisho Samson

 日本からはユタカ・タケの乗るメイショウサムソンっていう馬が出走した。ただ、日本の新聞とかでも「もしかしたら勝てるかもね」ぐらいの扱いだったし、現地のメディアでは「日本からはこんな馬が来てまっせ」ぐらいのことしか書いていなかった。

 フランス語の新聞だと何が書いてあるか解読不能という前回の教訓を生かし、今回はイギリスの競馬新聞「racingpost」を購入(3ユーロくらいだったかな?)。

 そして馬券を買うべく窓口の列に並んでいたら、隣の列に仕事で来ていたH子がいた。まぁたいした話もしてないのでこの部分はオールカットで。


最後の直線

 そしてレース。


Zarkava

 世界頂上決戦を制したのはフランスの3歳牝馬ザルカヴァ Zarkava。人間の世界で言えば、男女混合のマラソンで、高校生くらいの女の子が並み居る男性選手を相手に優勝したようなもの。しかもこの馬はデビューから一度も負けておらず、この勝利で7戦7勝。どえらい名馬の誕生をこの目で見てしまった。【関連記事】


見ろやこの筋肉!

「こいつが世界一!」



ウイニングラン

 ウイニングラン。地元の馬が歴史的勝利を挙げたとあって、ゴールした後も勝者を称える拍手は鳴りやまない。


27歳なんだって

 凱旋門賞の優勝カップを高々と掲げるクリストフ・スミヨン Christophe Soumillon。派手なガッツポーズで観客に勝利をアピールし、喜びのあまりに馬上からムチやヘルメットを観客席に投げ込んだりしていた。

 そしてフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」が流れ出し、酒の入った観衆による大合唱。こういう中にいると、なんか一番勝つべく馬が勝ったんだなという感じがする。

私が主役です

 すると表彰式終わりにスミヨンが僕の近くを通りかかった! ここでは写真を撮るか握手をするかの二者択一。迷いに迷った挙句、せっかくカメラがあるということで写真のほうにした。かっこええなぁ、スミヨン。

 まぁそんな感じで競馬観戦を満喫したあとは、大渋滞のパリ中心部を抜けてホテルへ。そしてホテルの近くにあったチャイニーズレストランで微妙な味のチャーハンを食べてから寝た。

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