アフガン首都で3件の連続爆発、7人死亡 21人負傷
3件の爆発が相次いだアフガニスタンの首都カブールにあるワジル・アクバル・ハーン病院で、治療を受ける負傷者(2019年7月25日撮影)。(c)WAKIL KOHSAR / AFP
【7月25日 AFP】アフガニスタンの首都カブールで25日、爆発が3件、相次いで発生し、少なくとも7人が死亡、21人が負傷した。
一連の攻撃について、現段階で犯行声明は出ていない。同国では、9月28日に予定されている大統領選の選挙運動期間が3日後に始まる予定となっている。
さらに、同じく市東部で2件の爆発が発生。うち1件は自動車爆弾によるものだという。
ラヒミ報道官は、7人が死亡、21人が負傷したと発表したが、この数字が一連の爆発による犠牲者の数なのか、最初の爆発によるものなのか、現時点では明らかになっていない。(c)AFP
大坂なおみ、ドジャース対エンゼルス戦で始球式
19MLB、ロサンゼルス・ドジャース対ロサンゼルス・エンゼルス。始球式に臨む女子テニスの大坂なおみ(2019年7月24日撮影)。(c)Harry How/Getty Images/AFP
【7月25日 AFP】19MLBは24日、米カリフォルニア州ロサンゼルスでロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)対ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の試合が行われ、女子テニスの大坂なおみ(Naomi Osaka)が試合前の始球式を務めた。(c)AFP
20世紀後半ほどの急速な温暖化、過去2000年前例なし 研究
太陽に照らされる小麦畑。仏北部ゴドワアイェべルドにて(2019年6月29日撮影、資料写真)。(c)PHILIPPE HUGUEN / AFP
【7月25日 AFP】20世紀後半ほどの急速な気温上昇は過去2000年さかのぼっても前例がないとする3本の研究論文が24日、英科学誌ネイチャー(Nature)などで発表された。研究に携わった専門家らは研究結果について、地球温暖化は人為的要因によるものという考えを否定する意見に真っ向から反論するものだとしている。
欧州が今月2度目の記録的な熱波に見舞われる中、論文では過去2000年の地域ごとの気温変化について、これまでで最も詳細な説明がなされている。
研究から得られた明確な結論は、化石燃料を原動力とする戦後経済によって生産性と消費がかつてない隆盛を極めた20世紀後半ほど、気温が急速に、一貫して上昇したことは現生人類の歴史においてほかにないということだった。
ネイチャーに発表された論文では、地域ごとの気温の経時的変化について調査。それによると小氷期などの異例な期間、長らく推定されていたような世界同時的な気温の上下は起きておらず、ここ2000年のうちほとんどで気温の変化の仕方は地域ごとに違っていたという。
米コロンビア大学(Columbia University)ラモントドハティ地球観測研究所(Lamont-Doherty Earth Observatory)のネイサン・シュタイガー(Nathan Steiger)氏は、「過去に目を向けてみると実際に気温の変化は地域的な現象としてはあったが、地球規模のものではなかった」と指摘。これは現在の温暖化傾向とはまったく対照的だ。
また、英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)に発表された論文では、著者であるスイス・ベルン大学(University of Bern)のラファエル・ニューコム(Raphael Neukom)氏率いる研究チームが地表の温暖化ペースを調査し、数十年ごとに区切った期間の平均値を割り出した。
その結果、産業革命以前の気温変化は主に火山活動によるものだと判明。また一方で、20世紀後半のような急速な地球温暖化は人類史上ほかに例がないことも分かった。
さらにもう一本の論文では、アフリカの干ばつと弱いモンスーンをもたらした噴火により、産業革命期に至るまでの世界全体の気温は下がっていたことが判明した。
ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(University College London)のマーク・マスリン(Mark Maslin)教授(気候学)は研究結果について、地球温暖化は自然な気候サイクルの一部だと唱える否定論者の主張に終止符を打つものになるかもしれないと指摘。
また、研究により「過去の地域的・局所的な気候変化と、人為的な温室効果ガス排出による地球規模の影響との明らかな違い」が示されたと強調した。(c)AFP/Patrick GALEY
北朝鮮ミサイル2発目は「新型」、690キロ飛行 米韓当局が分析
韓国・ソウルの鉄道駅で、北朝鮮によるミサイル発射のニュースを伝える大型ディスプレー(2019年7月25日撮影)。(c)Jung Yeon-je / AFP
【7月25日 AFP】韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が25日に日本海(Sea of Japan)に向けて発射した飛翔(ひしょう)体2発のうちの1発について、これまで未確認の「新型」ミサイルだったと発表した。
韓国軍はこれに先立ち、北朝鮮東岸の元山(Wonsan)付近から25日早朝にミサイル2発が発射され、うち1発は430キロ余り飛行して着水したとの声明を発表していた。
北朝鮮のミサイル実験は、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長とドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が先月の電撃会談で非核化協議の再開で合意してからは初めて。専門家は、米韓合同軍事演習が来月予定されていることへの北朝鮮政府のいら立ちを示していると分析している。(c)AFP
水中に、壁面に人…レアンドロ・エルリッヒ展 北京で開催
【7月25日 AFP】中国・北京の中央美術学院美術館(CAFA Art Museum)で、アルゼンチン出身のアーティスト、レアンドロ・エルリッヒ(Leandro Erlich)氏の個展「The Confines of the Great Void(太虚の境)」が開催されている。会期は8月25日まで。(c)AFP
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
神奈川)やまゆり園事件考える対話集会 相模原で28日に開催。
相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で3年前に起きた殺傷事件を考える対話集会が28日、同区内で開かれる。同園に子どもを通わせていた母親たちや、障害者の日常を収めたドキュメンタリー映画の監督らが登壇する。
同園の通所者の家族や支援者らでつくる「津久井やまゆり園事件を考え続ける会」の主催。「そして母たちは語る」と題したシンポジウムでは、やまゆり園に通っていた平野和己さんの母親の由香美さんら3人が思いを語る。浅野史郎・元宮城県知事がコーディネーターを務める。
てんかんと知的障害がある横浜市の西村奈緒さんと家族を描いた映画「やさしくなあに」の伊勢真一監督と、都内のシェアハウスで暮らす知的障害がある福井元揮(げんき)さんの日常を記録した映画「げんちゃんの記録」の大河原明子監督のトークもある。
集会は午後2~5時半、同区橋本6丁目の「ソレイユさがみ」(橋本駅前)ミーティングルーム1で。定員180人。資料代500円で事前申し込みが必要。申し込みや問い合わせは、考え続ける会の杉浦さんへ電話(080・5494・3439)かメール(sugi808@infoseek.jp)で。
*上記は朝日新聞デジタル版の記事から引用しました。
*関心のある方は事前に連絡して、申し込みをして下さい。