トルコ副領事ら3人の殺害事件、容疑者2人逮捕 イラク・クルド自治政府
トルコ副領事ら殺害事件の主犯とみられているマズルム・ダー
容疑者(2019年7月20日公開)。(c)AFP PHOTO / HO / KURDISTAN REGION COUNTERTERRORISM UNIT
【7月21日 AFP】イラク北部のクルド自治政府は20日、クルド人自治区の中心都市アルビル(Arbil)で17日に発生したトルコ副領事ら3人の殺害事件に関与したとして、容疑者2人を逮捕したと発表した。
クルド人自治区の治安当局はまず、テロ対策班がトルコ・ディヤルバクル(Diyarbakir)地方出身のマズルム・ダー(Mazloum Dag)容疑者(27)を「主犯」として逮捕したと発表。
トルコの副領事とイラク人2人が17日に殺害された事件に絡み、ダー容疑者は19日、治安当局に指名手配されていた。
当局は後に、「マズルム・ダー容疑者の共犯者の一人」と特定した容疑者を逮捕。この容疑者の国籍や、ダー容疑者と一緒に逮捕されたのか、それとも別に逮捕されたのかは明らかにしなかった。
トルコの半国営アナトリア(Anadolu)通信によると、ダー容疑者は、トルコの主要クルド系政党、国民民主主義党(HDP)の党員デルシム・ダー(Dersim Dag)氏の兄弟だという。
HDPはトルコの野党第2党だが、分離派の非合法組織「クルド労働者党(PKK)」と関連しているとして、レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領にたびたび非難されている。
これまでに犯行声明を出した組織はないものの、トルコ政府は18日、イラク・クルド人自治区のカンディル(Qandil)山地で、PKKに対する「広範囲にわたる空爆作戦」を開始した。(c)AFP
マレーシアで恒例の盆踊り、在留邦人と現地の人々が交流
マレーシアの首都クアラルンプール郊外で開催された盆踊りで、自撮り写真を撮影する浴衣姿の女性たち(2019年7月20日撮影)。(c)Mohd RASFAN / AFP
【7月21日 AFP】マレーシアの首都クアラルンプール近郊のシャーアラム(Shah Alam)で20日、毎年恒例の盆踊りが開催された。在留邦人だけでなく相当数のマレーシア人も参加・見物し、日本の夏の風物詩を楽しみながら交流した。浴衣姿の参加者も大勢見られた。(c)AFP
人類初の月面着陸から50年、米国で記念行事
米テキサス州のスペースセンター・ヒューストンで開かれたアポロ11号の月面着陸から50年を記念するカウントダウンイベントの模様。スクリーンに動画が上映された(2019年7月20日撮影)。(c) Loren ELLIOTT / AFP
【7月21日 AFP】(写真追加)人類初の月面着陸から50年を迎えた20日、米国では世界で5億人が中継映像を見たこの画期的な出来事を記念する行事や企画が行われた。背景には、有人宇宙探査の新時代に中心的立場になろうとする米国の思惑がある。
米東部時間1969年7月20日午後4時18分(日本時間同月21日午前5時18分)、アポロ11号(Apollo 11)のニール・アームストロング(Neil Armstrong)船長と宇宙飛行士のエドウィン・オルドリン(Edwin Aldrin、後にバズ・オルドリン、Buzz Aldrinに改名)が乗った月着陸船が「静かの海(Sea of Tranquility)」に着陸した。
NASAは数週間にわたり、記念の展示やイベントを米国各地で開催してきた。アポロ11号を打ち上げたサターンV型(Saturn V)ロケットやミッションの映像をワシントン記念塔(Washington Monument)に投影する催しも行った。(c)AFP/Sébastien VUAGNAT, with Issam AHMED in Washington
青銅器時代古墓群から1000近い副葬品が出土 雲南省
【7月21日 Xinhua News】中国雲南省(Yunnan)文物考古研究所はこのほど、金沙江(Jinshajiang)中下流域で行っていた青銅器時代古墓群の発掘作業が終了したことを明らかにした。副葬品1000点近くが出土した。
古墓群は、同省昭通市(Zhaotong)巧家県(Qiaojia)蒙姑鎮(Menggu)蒙姑社区(コミュニティー)段家坪子二組にあり、金沙江南岸の岸から一段高い台地に位置する。海抜は766メートル。同地域は、付近で建設中の白鶴灘水力発電所が完成すると水没することから、同研究所や昭通市文物管理所などが合同考古発掘隊を組織し、今年2月から6月にかけて緊急発掘調査を行っていた。
発掘を主管する雲南省文物考古研究所の康利宏(Kang Lihong)副研究員は、地層や墓葬形状・構造、出土した副葬品からみて、墓地が青銅器時代初期から春秋戦国時代にかけてのものとの見方を示した。
今回の調査では6000平方メートルを発掘し、計652基の墓を発見した。墓の形状・構造は竪穴土坑墓や石棺墓、甕棺墓(かめかんぼ)の3種類に分けられる。すべての墓葬で、骨格の欠損(上半身の欠損)や骨格のずれ、矢尻の残留、動物の骨の副葬など特殊な埋葬習慣がみられた。副葬品は998点(組)出土した。うち土器は493点で、かめや杯、つぼなどが見つかった。石器20点、骨器の装飾品297組、海の貝160組、貝器やタニシ28点も見つかった。
康氏は、今回の発掘で段家坪子の墓地が金沙江中下流域の重要な墓地遺跡であることが暫定的に確認されたと述べ、墓葬は密集しており、墓葬の出土した材料には地域的特徴がはっきりと示されていると語った。(c)Xinhua News/AFPBB News
参院選きょう投票、投票率50%に達しない可能性も
東京都内で参院選の投票をする有権者ら(2019年7月21日撮影)。(c)Kazuhiro NOGI / AFP
【7月21日 AFP】参院選は21日、投票日を迎え、全国の投票所で午前7時に投票が始まった。世論調査によると、安倍晋三(Shinzo Abe)首相率いる自由民主党と公明党の連立与党が多数を維持するとみられる。
世論調査の専門家らは、投票率が通例を下回り、50%に達しない可能性もあるとしている。投票は午後8時に締め切られる。(c)AFP/Shingo ITO
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
神奈川)ドラえもん50周年展始まる。初期の原画も展示!
藤子・F・不二雄ミュージアム(川崎市多摩区)で20日に始まった「ドラえもん50周年展」では、貴重な初期の原画などが展示されているほか、企画にあわせたスイーツなどもお目見え、大人も子どもも楽しめる内容になっている。2021年1月まで3期に分けて行われる企画展の手始めの第1期「ぼくドラえもん。」は、来年1月30日まで開かれている。
同ミュージアムによると、ドラえもんの連載は「よいこ」「小学一年生」(小学館)などで1970年1月号からスタート。第1期では、第1話の原画など142点を展示している。
今回の企画展では、藤子・F・不二雄氏の右手のブロンズ展示のほか、カフェでは妹ドラミちゃんをイメージした冷やし中華、ドラえもんが未来から現れた場面を再現したタルトの販売も始めた。
夫婦でミュージアムを訪れた大阪市の公務員三崎照平さん(30)は第1話の描き分けに感心。ドラえもんの魅力を「考えさせられ、大人も楽しめる」と話していた。
伊藤善章館長は「ドラえもんがスマートに、完成されたデザインに変遷する経緯も原画で見て欲しい」という。
50周年展は第2期を来年2月から、第3期を同7月から開催する予定。入館は日時指定の予約制。問い合わせは同館(0570・055・245)へ。
*上記は朝日新聞デジタル版の記事から引用しました。
*ドラえもんが好きな方は、ぜひ見にいって下さい。