ポルトガル中部の山火事、ほぼ鎮火 41人負傷 7000ヘクタール焼失
ポルトガル中部のカステロブランコ県で発生した山火事で、消火活動に当たる消防隊員(2019年7月22日撮影)。(c)PATRICIA DE MELO MOREIRA / AFP
【7月24日 AFP】 ポルトガル中部の山岳地帯で20日に発生した大規模な山火事は、23日までにほぼ鎮火した。夜間に降った雨が消火活動を助けた。
山火事が発生したのは首都リスボンの北東約200キロにある森林の多いカステロブランコ(Castelo Branco)県。防災当局によると、完全に鎮火させるため1100人近くの消防隊員が活動を続けている。
東京五輪開幕まで1年、メダルのデザインお披露目
都内でお披露目された東京五輪の金メダル(2019年7月24日撮影)。(c)Behrouz MEHRI / AFP
【7月24日 AFP】東京五輪の開幕まで1年となった24日、都内で関連イベントが行われ、大会で選手に授与されるメダルのデザインがお披露目された。(c)AFP
五輪サイト地図に竹島、韓国抗議に日本「断じて受け入れられない」
東京五輪開幕まであと1年を記念するイベントで、聖火トーチを抱える少年(2019年7月24日撮影、資料写真)。(c)CHARLY TRIBALLEAU / AFP
【7月24日 AFP】日本政府は24日、開幕まであと1年となった2020年東京五輪の公式サイト地図に、竹島(Takeshima、韓国名・独島、Dokdo)が表示されているとして韓国から抗議を受けたが、断じて受け入れられないと伝えたと発表した。
聖火リレーのルートを説明する日本地図には、点ほどの大きさの竹島が描かれている。
日本と韓国はいずれも竹島の領有権を主張しており、作成した地図における竹島の表示をめぐりたびたび対立してきた。
2018年平昌冬季五輪では、開幕に先立って行われた南北合同チームの強化試合で掲げられた統一旗に竹島が入っていたことに日本が抗議し、開会式の南北合同入場の際には竹島が含まれていない統一旗が使用された。
南北首脳会談の際にも、竹島を含む朝鮮半島の地図があしらわれた椅子が用意され、日本が抗議していた。(c)AFP
欧州熱波、各地で記録的暑さ 観測史上最高気温更新も
仏北西部ブルターニュのプールに飛び込む人々(2019年7月23日撮影)。(c)Valery HACHE / AFP
【7月24日 AFP】【7月24日 AFP】欧州西部が再び熱波に見舞われ、各地で最高気温が更新されている。フランスでは23日、原子力発電所の一時停止に向けた準備が行われ、最終週を迎えた自転車レース、ツール・ド・フランス(2019 Tour de France)も焼けるような暑さの中で開催された。
フランス気象局(Meteo-France)によると、仏南西部の都市ボルドー(Bordeaux)では41.2度という観測史上最高気温を記録し、2003年8月に観測された40.7度を更新した。
同じく25日、仏首都パリで70年間破らなかった最高気温40.4度を更新し、英国でも38.5度を超え、観測史上最高気温を更新するとみられている。
オランダ政府は「国を挙げての暑さ対策」に乗りだし、病院や老人ホーム、肥満の人々向けに助言を出している。(c)AFP/Charlotte MASON
ナイキの「月の靴」4700万円超で落札、スニーカー史上最高額
競売大手サザビーズのオンライン競売「ジ・アルティメット・スニーカー・コレクション」用に展示されたスニーカー(2019年7月15日撮影)。(c)Dia Dipasupil/Getty Images/AFP
【7月24日 AFP】米スポーツ用品大手ナイキ(Nike)が1972年に製造した「ムーン・シュー(Moon Shoe、月の靴)」が23日、オンライン競売に掛けられ、スニーカー史上最高額となる43万7500ドル(約4730万円)で落札された。ニューヨークに本社を置く競売大手サザビーズ(Sotheby's)が明らかにした。
サザビーズの発表によると、これまでの最高落札額は、米プロバスケットボール(NBA)のレジェンド、マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏が1984年ロサンゼルス五輪決勝で履いていたシューズの19万373ドル(当時のレートで約2100万円)だった。今回の落札額は、2017年に落札されたこのサイン入りコンバース(CONVERSE)の記録を大幅に更新した。
このレース用ランニングシューズは、1972年の五輪選考会に出場する選手のために、ナイキの共同創業者ビル・バウワーマン(Bill Bowerman)氏がデザインした。サザビーズによると、12足前後しか製造されず、今回落札されたのは「現存が確認されている数少ないうちの一足」だという。(c)AFP
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
神奈川)おじさん4人組のB級工作展、厚木で25日から開催。
家庭の「がらくた」が恐竜になったり、宇宙船になったり。かつて子どもだった「おじさん」4人組が25~29日、「B級アートおもしろ工作展」を神奈川県厚木市で開く。作るのが難しそうな作品でも実は簡単なものばかりという。出展する約100点は遊び心たっぷり。夏休みの自由研究の参考にもなりそうだ。
4人は海老名市の「B級アーティスト」ゴトー孟(もう)(本名・後藤猛(たけし))さん(79)と、ゴトーさんの大人向け工作教室で活動する厚木市の尾花久さん(62)、篠原彰さん(75)、伊東卓郎さん(76)。ゴトーさんは「どこにでもある日常の素材が、アイデアと工夫次第で楽しく面白い物になることを伝えたい」と話す。
原点は子どものころの遊びだ。物がなかった時代。竹とんぼや竹馬、輪ゴムを使った割りばし鉄砲などを自分たちで作って遊んだ。親になると、子どもと一緒に工夫を重ねた。
だが、いまは既製のおもちゃがあふれ、室内ゲームが普及。子どもたちが遊び道具を自ら作る姿は、あまり見られない。「親から子への手作りの伝承が途切れてしまった」。ゴトーさんは残念がる。
そこで、子どもを指導できる大人から育成しようと、4年ほど前から大人の工作教室を開いている。そこに集まったのが、一緒に出展する3人だ。
重量感たっぷりの黒光りした宇宙船。「投げて渡そうとすると、みんなびっくりして身をひきますよ」。実はすごく軽い。色付けを半分だけにして、元の素材を見て分かるようにした作品もある。
素材は紙皿、ガチャポンのカプセル、歯磨きの包装箱、洗濯ばさみ、クリップなど。ピンポン球と和紙で作った「たこ焼き」、巻き貝の殻で作った魚、空き缶などで作った宇宙飛行士など、4人の作品は多種多様だ。
尾花さんは「ごみ箱へいく物が、ちょっとした発想で夢のある物になる」。篠原さんも「これなら自分でもできる、と思ってもらえたら」と話す。
展示した作品は手にとれる。材料は何か。どんな仕掛けがあるのか。じっくり見てほしいからだ。「分かってしまえば『なーんだ』となる。コロンブスの卵。それも楽しんでほしい」とゴトーさん。
25~29日午前10時~午後5時、厚木市中町2丁目のアミューあつぎ5階あつぎアートギャラリーで。27、28日は午前11時~正午と午後2~3時に、誰でも参加できるワークショップがあり、光の反射で手描きの絵がきらきら光るしおりなどを作る予定だ。問い合わせはゴトー孟さん(090・8806・5680)へ。
*上記は朝日新聞デジタル版の記事から引用しました。
*興味のある方は連絡して、見にいって何かを掴んでください。