アサヒ、世界最大手インベブから豪ビール会社買収へ 1兆2000億円
アサヒグループホールディングスのロゴの入った旗と日の丸(2016年4月19日撮影)。(c)TOSHIFUMI KITAMURA / AFP
【7月19日 AFP】ビール世界最大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ(Anheuser-Busch InBev、ベルギー)は19日、オーストラリアの子会社カールトン・アンド・ユナイテッド・ブリュワリーズ(Carlton & United Breweries)をアサヒグループホールディングス(Asahi Holdings)に160億オーストラリアドル(約1兆2000億円)で売却すると明らかにした。
歌ってしゃべれる掃除ロボット、シンガポール各地に300台導入へ
シンガポールでお披露目された掃除ロボット(2019年7月17日撮影)。(c)Roslan RAHMAN / AFP【7月19日 AFP】ハイテク都市国家シンガポールでは近い将来、複数の言語で話したり歌ったりする「フレンドリーな」ロボット数百台が各地に配備され、ホテルや商業施設、庁舎の清掃を手伝うようになる。
卵型の頭に光る目をしたこのロボットは、すでに4体が稼働しており、来年3月までに300台が導入されると見込まれている。
ロボットは自動で研磨やモップ掛け、ごみの吸引や掃き掃除をするだけでなく、英語でラップを歌うこともできる。
さらに、シンガポールの公用語である英語とマレー語、中国語、タミル語の4言語に加え、日本語と「シングリッシュ」と呼ばれる数え切れないほどの現地語が交ざったシンガポールなまりの英語も話せる。
その上、冗談を言ったり、道をふさぐ人に脇に寄るようお願いしたりできるほか、「心」というボタンを押すかアプリを使うことで、ロボットの気持ちや趣味を尋ねることもできる。
地元企業のライオンズボット(LionsBot)が製造するこのロボットには14種類のモデルがあり、レンタル料金は月額1350シンガポール・ドル(約10万7000円)からとなっている。
ライオンズボットのディラン・ウン(Dylan Ng)最高経営責任者(CEO)はAFPに対し、「いつもフレンドリーで、名前を覚えてあいさつしてくれる清掃人のことは誰もが知っている。だからそんな状況を再現したいと思っている」と語った。
このロボットには、高齢化が急速に進むシンガポールの労働力不足を補うという役目もあるが、清掃人に取って代わるものではなく、補佐を意図したものだとウン氏は強調している。(c)AFP
豚も「顔認証」、AI技術で飼育状況をモニタリング 中国の養豚場
精気神有機農業「山黒豚」長白山養豚場が導入したAIモニターの画面。吉林精気神有機農業股份有限公司提供(撮影日不明)。(c)Xinhua News
【7月19日 Xinhua News】中国では、駅の入場や買い物での支払いなど顔認証技術は既に珍しくなくなっているが、東北地区ではこの技術が養豚に使われている。
吉林省(Jilin)白山市(Baishan)撫松県(Fusong)の長白山奥地にある「山黒豚」の飼育場では、靴箱ほどの大きさのロボットが養豚場の状況を天井から監視しており、数百キロ離れた省都、長春で豚の活動状況や養豚場の温度、湿度、アンモニア濃度、PM10などをリアルタイムに把握することができる。吉林精気神有機農業の張遠征(Zhang Yuanzheng)常務副総経理は「ロボットが豚の顔をスキャンすると、その豚の飼育期間や体重、防疫情報などが映し出される」と説明する。
同社は2017年、EC大手の京東集団(JD.com)傘下の京東数字科技(JD Digits)と提携し、人工知能(AI)技術を養豚に導入した。「豚の顔認証」もそのうちの一つ。これにより給餌ロボットはそれぞれの豚の状況に基づいて餌を与えることができるようになった。生産量が20万頭であれば年間1200万元(1元=約16円)の節約が見込まれる。
張常務副総経理は、AIが豚舎内のアンモニア濃度を自動測定し、清掃が必要かどうか教えてくれるので、飼育員の無駄な作業が減り、人件費も削減できたと語る。以前は飼育員1人で200頭の豚を管理していたが、AIの導入で800頭の管理が可能になったという。
同社の孫延群(Sun Yanqun)総経理は、AIによるトレーサビリティーシステムにより、豚の餌の量や体重の増加速度に基づき栄養プランを適時調整し、豚の肉質を改善できようになったと説明する。
吉林省農業科学院牧畜科学分院の張樹敏(Zhang Shumin)2級研究員は「中国では個人経営の養豚業者が多く、飼育方法も比較的放任的だ」と指摘。AIは高いレベルの技術が使われておりコストも高いため、多くは大型養豚場で使用されているという。
中国は世界最大の養豚国であり、東北地区だけでも世界の約6%の豚を生産している。張研究員もAIの養豚への応用は一つの流れだが、今後広がるかどうかは具体的な状況を見る必要があるとの見方を示す。
張常務副総経理は「ビッグデータを活用した豚の品種改良に参入するつもりだ」と表明。AI技術の価値が分かった今、農作物の栽培や育種、食肉処理・加工などの作業過程でAIをより多く活用していきたいと語った。(c)Xinhua News/AFPBB News
コスプレファン大集結! 50周年迎えたコミコン開幕
【7月19日 AFP】米カリフォルニア州サンディエゴ(San Diego)で18日、第50回コミコン・インターナショナル(Comic-Con International)が開幕した。
ソウル日本大使館前で焼身自殺図り死亡 70代韓国人男性
【7月19日 AFP】韓国ソウルで19日、70代の韓国人男性が日本大使館前で焼身自殺を図り、搬送先の病院で死亡した。
地元警察が明らかにした。男性は日本大使館前に止められた車の中で自分自身に火を付け、病院に搬送されていた。(c)AFP
米ニューヨークの「白い宴」、5500人が夕食楽しむ
【7月19日 AFP】米ニューヨークのネルソン・A・ロックフェラー公園(Nelson A. Rockefeller Park)で17日、毎年恒例の「ディネ・オン・ブロン(Diner en Blanc、白い宴)」が開催され、5500人を超える人々が参加した。
父の日を祝う娘、抱きしめた 池袋事故の遺族が動画公開しました。
東京・池袋で高齢者の車が暴走し12人が死傷した事故から3カ月を迎えるのを前に、妻と娘を亡くした会社員男性(32)が18日、東京都内で記者会見した。昨年の父の日に合わせ、娘から手描きの似顔絵とお手製のケーキをプレゼントされた場面の動画を公開。「愛する2人との日常がとても幸せだった」と述べ、「身近な人への愛情を車の外側にも向け、優しい運転を心がけてほしい」と訴えた。
動画は1分50秒ほど。昨年6月15日、妻の松永真菜さん(当時31)が自宅で撮影したという。
「せーの。父の日、ありがと!」
会社から帰宅したばかりの男性に、玄関で待ち構えていた長女莉子ちゃん(当時3)が画用紙を手渡した。莉子ちゃんの力作という似顔絵が二つ描かれていて、まだたどたどしい口調で説明する。「これは笑った顔、これは困った顔」
続いてケーキのプレゼントも。あしらわれたクッキーには「THANKS DAD」の文字。「莉子が作ったんだよね。クッキーもね、ケーキもね」と真菜さんから言われ、「莉子が混ぜ混ぜした」。そんな莉子ちゃんを男性は何度も抱きしめ、「ありがとう。うれしい」と繰り返した。
記事後半に動画「父の日にサプライズのプレゼントをする松永莉子ちゃん」があります。
男性が真菜さんと出会ったのは6年前。プロポーズに2度失敗し、「最後にしよう」と心に決めて臨んだ3度目で、ようやくハートを射止めた。料理上手だった真菜さんは男性の体調を気遣い、有機野菜中心の手料理を毎日振る舞ってくれた。「私が治してあげる」。その言葉どおり、悪かった内臓も回復した。やがて莉子ちゃんが生まれ、幸せな日々を送っていた。
「それぞれ大切な命、日常がある。交通事故はそれを奪う」。この日の会見で男性は、みけんにしわを寄せながら語り、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長(88)に「最愛の大切な命がなくなったことをしっかり受け止めてほしい」と述べた。
特設したブログで厳罰を求める署名活動を始めることも明らかにした。来月3日には現場近くの公園で自ら署名を呼びかける予定という。こうした活動を通じ、安全運転サポート車の普及や公共交通機関の拡充などの取り組みが進み、再発防止につながることを期待しているという。
あの日から「心がずっと痛い」と言う。でも、「この痛みこそ2人を愛していた証しだと考えられるようになった。痛みを大切に抱えて生きたい」。(河崎優子、滝口信之)
在宅のまま詰めの捜査
事故は4月19日昼、東京都豊島区東池袋4丁目の都道で発生。旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長(88)の乗用車が縁石に接触後、約150メートルを暴走して通行人らを次々はね、自転車の真菜さんと莉子ちゃんが亡くなった。
飯塚元院長は任意の聴取に「パニックでアクセルとブレーキを踏み違えた可能性もある」と述べる一方、ほぼ一貫して「ブレーキが利かなかった」と説明しているという。警視庁は車に異常がないことを確認しており、運転操作ミスが原因として自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで書類送検する方針で、在宅のまま詰めの捜査を進めている。
都内では事故後、運転免許証の返納者が急増。同庁によると、6月には月間で過去最多の6786人に上ったという。
*上記は朝日新聞デジタル版の記事から引用しました。
*運転免許証は政府が緩衝して、高齢者でも後期高齢者になれば返納するような条例を作り、実施しないといつまでも事故は絶えない!しっかりと管理するのが警察であり、例え田舎では車が必要でも自主返納させるべきです。日本はいつもあいまいさで時間を失っています。