先行きが見通せない能登半島地震が発生して半月が経過して、数千年に一度の海面隆起であることが判明し、改めて、日本列島の地震に対する防衛策が、公私ともに求られる。
人生百年時代と言っても、数千年の単位の地殻変動に対して、保存科学としてどんな対応が出来るかを考えると、やはり、過去のデータ保存が大きな要素を占めているのである。
今回の能登半島地震も、輪島・珠洲が石川県の中では、土地の出来上がりが根本的に異なっていることを認識すべきである。
そのような土地に生活を基盤とする際は、それなりの覚悟が必要で、今は必須科目から取り払われている地学を勉強する若者の存在が、必須であると思える。
単なる、進学のための勉学だけでなく、若者たちが、自信で生きていくための勉強を目指してもらいたいと願うものである。