小栗栖好子 水彩画・イラスト

水彩画家、イラストレーター。絵を自宅や十字屋で教えています。
ooyoshkoo@gmail.com

無くなっていく風景 京都 丹波橋

2014-11-03 20:42:47 | 京都伏見の風景
私が大分前にこちらに住み始めた頃は、お酒の工場が多くて、あちこちからよくご飯の炊けるような匂いがしていました

ウチの向かいもお酒の工場でしたが、随分前に無くなり今はマンションになっています

日本酒って、あんまり昔ほど売れなくなってきているのですね

近くのお酒の工場も無くなったり、縮小されたりして、マンションやチェーン店の大きなお店が出来たりしています。

何処にでもあるような風景になるのは少し寂しいような気持ちがします


今年になってから、伏見の丹波橋通りでも、長い間放っておかれた宝酒造の建物も壊されて、ショッピングモールが
出来るようです

景観は良いのですがこのままでは維持費が掛かるそうで、これも時代の流れなのかもしれませんね


私は、無くなる前にその風景を描いておくことにしました

もっと早くから伏見の無くなる前の風景を描いておけば良かったと後悔しています
昔は仕事が忙しくて、それどころではなかったのだと思います。


ジッと観察していてひとつ大きな事に気づいたのですが、この小さな川の橋が「丹波橋」でした

長く住んでいますけど、絵を描こうと観察するまで全然気づきませんでした

人の感覚って曖昧ですね


それから何人か近くの人に「あそこが丹波橋って知っていました?」と聞いてみましたけど、

9割位は知らなかったと言っていました

駅名にもなっているのにね・・・・

最近、この酒蔵も壊されて無くなってしまいました・・・・・。
コメント
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