令和元年12月12日午後7時30分から、磯部ふくしの会役員会に出席してきました。
会議の中で、移動スーパー「とくし丸」のことが出ましたので、ちょっとお知らせしておきます。
とくし丸=篤志丸
篤志=他人への特別の思いやりなど、志のあついこと。
磯部ふくしの会では2019年3月22日、買物支援について氷見市へ視察研修を行っています。
研修は地元スーパーと連携した買い物サービスで、山間部の買物の利便性が悪い久米地区を対象に行われました。
15世帯中8世帯が一人暮らしの高齢者で高齢独居化が進む中、買物の不便さの解消が喫緊の課題であった地域です。
この地域ではスーパーに注文したい商品の注文書を入れるポストを住民の手作りで設置するところからスタートしています。
<買物支援のしくみ>
①高齢者が購入したい商品を記入した注文書をポストに投函
②住民が第2・4水曜日に注文書を回収し、各店舗に発注
③スーパーが商品をポスト設置場所まで配達
④ポスト設置場所で商品を住民が受け取り仕分けし、集まってきた高齢者(注文者)へ代金引換で手渡す
この地域では、ポスト設置場所での井戸端会議が見守りサービスの場となっていました。
磯部地区のワークショップでも近くに買い物ができるところが無いことや、
移動手段が少ないことなどより、なかなか免許返納に踏み込めないと言う意見が多く出ていました。
地域住民全体が、今も将来も買い物ができなくなる事や、通院のための移動手段などについて不安に思っています。
現在、「とくし丸」は2020年3月稼働予定で、2020年1月中旬~2月末で、訪問先を約120件募集予定だそうです。
販売エリアは、森田及び森田に近い春江や丸岡のエリアみたいです。
ご利用したい方は、下記の連絡先でお問い合わせください。