<令和5年度B日程 准看護師試験 第61問~第70問・解答・解説> 准看過去問 准看本試験

2024年07月08日 | 2次試験直前対策
問題 61  褥瘡予防について、適切なのはどれか。 


1  体位変換は 5 時間ごとに行う。 

2  90 度側臥位にする。 

3  皮膚の湿潤はそのままにしておく。 

4  栄養状態を良好にする。


















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・正解 4

 
1  体位変換は 2 時間ごとに行う。 

2  30 度側臥位にする。 

3  皮膚の湿潤はケアする。 

4  栄養状態を良好にする。

































問題 62  情動焦点型コーピングはどれか。 


1  その問題を解決するための計画を立て実行する。 

2  原因を考えて別の方法で取り組んでみる。 

3  できごとの見方を変えてみたり、楽観的に考える。 

4  良い解決の方法を他の人に聞く。

















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)






















・正解 3


1  その問題を解決するための計画を立て実行する。≒問題焦点型コーピング 

2  原因を考えて別の方法で取り組んでみる。≒ストレス解消型コーピング 

3  できごとの見方を変えてみたり、楽観的に考える。 

4  良い解決の方法を他の人に聞く。≒社会的支援探索型コーピング


※情動=一次的で急激な感情 本能的で激しい感情の動き


















問題 63  患者心理における不安について、適切なのはどれか。 


1  故意に不当な扱いを受けたと感じるときに生じる。 

2  明確な対象はないものの、危険を漠然と予測するときに生じる。 

3  実際に恐ろしい事態に直面したときに生じる。 

4  気持ちがひどく落ち込んだ状態のときに生じる。
















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)


  


















・正解 2


※不安=不確実な脅威に対する心理反応





















問題 64  終末期の特徴と患者の心理について、適切なのはどれか。 


1  生命予後は 2 年以内といわれる。 

2  スピリチュアルペイン(霊的苦痛)とは、治療に対する怒りや予後への不安のことをいう。 

3  社会的苦痛とは自己の存在価値への苦悩をいう。 

4  看護師には死に対する答えを求めているのではなく、その気持ちに寄り添うことを望んでい る。  
















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)




















・正解 4


1  生命予後は 半年あるいは半年以内といわれる。※厚生労働省 

2  スピリチュアルペイン(霊的苦痛)とは、人生の意味への問い、自責の念、死への恐怖などをいう。 

3  社会的苦痛とは仕事上の問題や人間関係、経済的・家庭的問題などをいう。 

4  看護師には死に対する答えを求めているのではなく、その気持ちに寄り添うことを望んでい る。  


※終末期=病気が治る可能性がなく、数週間から半年で死を迎えるだろうと予想される時期

 生命予後=病気の経過が命に与える影響のこと





















問題 65  患者と家族の理解について、適切なのはどれか。 


1  家族は生活の糧を得るためにともに働くという経済の単位としての機能がある。 

2  家族に病気の人が出ても家族の役割は変わらない。 

3  家族が患者に影響を与えることはない。 

4  家族は看護の対象ではない。















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・正解 1


1  家族は生活の糧を得るためにともに働くという経済の単位としての機能がある。 

2  家族に病気の人が出ると家族の役割は変わる。 

3  家族が患者に影響を与えることがある。 

4  家族は看護の対象である※家族は個人の健康に影響を及ぼす また、個人の健康や健康行動は家族に影響を及ぼす
























問題 66  慢性期の患者の看護について、適切なのはどれか。 


1  日常生活はこれまでどおりでよい。 

2  生活習慣の改善については看護師は関わらない。 

3  身体的な変化や障害は心理的負担に繋がらない。 

4  健康の捉え方や価値観を大切に援助する。














 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)















・正解 4


1  日常生活はこれまでどおりでよいわけではない。 

2  生活習慣の改善については看護師は関わる。 

3  身体的な変化や障害は心理的負担に繋がる。 

4  健康の捉え方や価値観を大切に援助する。


※慢性期=症状は比較的安定 治癒が困難 病気の進行は穏やかな状態



















問題 67  回復期・リハビリテーション期の患者の看護について、適切なのはどれか。 


1  リハビリテーションを行えば障害は容易に受容できる。 

2  自尊感情が低下する時期ではない。 

3  小さな変化を認めたり喜んだりすることは今後の回復の妨げになる。 

4  社会資源を紹介する。














 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)















・正解 4


1  リハビリテーションを行えば障害は容易に受容できるわけではない。 

2  自尊感情が低下する時期ではないとは言えない。 

3  小さな変化を認めたり喜んだりすることは今後の回復の助けになる。 

4  社会資源を紹介する。


※社会資源=地域や社会全体で提供される様々な支援やサービスのこと

















問題 68  退院調整について、適切なのはどれか。 


1  退院日が決定してから調整が始まる。 

2  多職種と連携する。 

3  65 歳以上が対象である。 

4  地域との調整は家族が担う。 

























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・正解 2


1  入院したときから調整が始まる。 

2  多職種と連携する。 

3  65 歳以上が対象であるというわけではない。 

4  地域との調整は家族が担うというわけではない
 

※退院調整=退院後も住み慣れた地域で安心して生活できるよう、地域の担当者や関係部門と連携し、支援する取組















問題 69  キューブラー・ロスの死の受容段階で 4 段階目はどれか。 


1  否 認 

2  受 容 

3  抑うつ 

4  怒 り












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・正解 3


※キューブラー・ロス=アメリカの精神科医師 末期がん患者との対話をとおして「死の瞬間」を著した

 キューブラー・ロスの死の受容段階=否認、怒り、取引、抑うつ、受容の5段階

















問題 70  痛みについて、適切なのはどれか。 


1  痛みは客観的に評価できる。 

2  拍動性の痛みを緩和するには挙上が有効である。 

3  睡眠に影響を与えることはない。 

4  消化器症状を伴うことはない。














 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)


















・正解 2


1  痛みは客観的に評価できない。 

2  拍動性の痛みを緩和するには挙上が有効である。 

3  睡眠に影響を与えることがある。 

4  消化器症状を伴うことがある


※拍動性の痛み=脈拍に伴って起こるズキズキとした痛み

 消化器症状=胃の痛み、胸に痛み、胸やけ、膨満感など














<おことわりとお願い>


解説者は医療実務に関しては素人です(正看の過去問4513問を2か月間で解き、ノート8冊にまとめました。 その後准看の勉強を開始し、現在ノートは14冊目。)!


また、本試験に記載の漢字の読みがなは、省略している場合があります。


自信がない解説には?をつけています。


その他、誤解も多いかも知れません!



疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います・・・!


※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!




◎本ブログは収益化していません(ぺこり)!

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