大宇和島

だいうわじま

九島小の屋上から出火

2011年03月14日 23時12分54秒 | Weblog
屋上のOHP、7台焼ける

 13日午後、宇和島市百之浦の市立九島小の屋上から出火し、オーバーヘッドプロジェクター7台を焼いた。昨年9月から屋上に放置されていたOHPのレンズに太陽光が当たり、プラスチックの部分が過熱して発火したらしい。

旧宇和島市と旧吉田町では避難先を把握できず

2011年03月14日 19時11分05秒 | Weblog
避難情報収集不備で検証へ

東北関東大震災に伴う避難勧告をめぐり、宇和島市で、住民の避難に関する情報の把握に不備があった問題で、市は、今回の対応を検証する会議を開き情報伝達の方法などについて改善策を検討していくことになりました。
一時、津波警報が出された宇和島市では今月11日からおととい、12日の午後にかけて海岸部の2万4000人あまりを対象に避難勧告を出しましたが平成17年に合併した旧宇和島市と旧吉田町では一時避難場所から市に状況を報告する取り決めがなく、地震発生当日の夜まで、避難先や人数をほとんど把握できませんでした。
また、旧津島町では、住民の避難先などの情報が、当日の夕方には市の津島支所に寄せられましたがおよそ13時間後の翌朝まで災害対策本部に報告されず放置されていました。
このため宇和島市は、情報把握のあり方に不備があったとして、近く、今回の地震の対応を検証し改善策を検討する会議を開くことになりました。
会議では、▼自治会や、自主防災組織の代表者などの連絡先を事前に調べておき、避難所の情報を把握する方法や▼市の支所と災害対策本部の間の情報伝達の方法などについて話し合うことにしています。
この問題を受けて、愛媛県は、市や町による住民の避難情報の収集について地方局を通じて調査を進めていてまとまり次第課題を検証する方針です。
今月11日、愛媛県の沿岸部に津波警報や注意報が出されたのを受けて、県は、避難や被害に関する情報を県内の市や町を通してとりまとめて公表していました。
しかし、宇和島市の情報の収集に不備があったことから、県の発表にも正しい情報が反映されていませんでした。
愛媛県によりますと、この問題について、宇和島市から報告は寄せられていないということです。
愛媛県は、避難先やその人数などの情報が把握できない状態では、被害が出たときには安否の確認がとれず、深刻な状態になりかねないとして情報の収集について、ほかに問題がなかったか、地方局を通じて調査を進めていて結果がまとまりしだい、課題を検証する方針です。
愛媛県危機管理課の大森文男課長は、「避難所にどれだけの人が避難しているのかなど、連絡体制はできているものと考えていた。調査の結果がまとまれば速やかに対応していきたい」と話しています。