大宇和島

だいうわじま

伊達家の縁 愛媛・宇和島市と北海道・当別町が姉妹協定

2009年07月06日 22時51分13秒 | Weblog
伊達政宗が青年期を過ごした宮城県大崎市岩出山で5日、伊達家ゆかりの愛媛県宇和島市と北海道当別町の姉妹都市協定の調印式が行われた。両市町と姉妹都市の間柄にある大崎市が伊達家の縁を生かして仲立ちした。

 調印式は伊達家の学問所の旧有備館で行われ、かみしも姿の伊藤康志大崎市長と石橋寛久宇和島市長、泉亭俊彦当別町長ら3市町の関係者約100人が出席した。石橋市長と泉亭町長が「姉妹都市盟約書」に署名し、立会人の伊藤市長らもサインした。

 宇和島藩の初代藩主の伊達秀宗は政宗の長男で、当別町は岩出山伊達家10代領主邦直が明治時代に移住して開拓した。大崎市合併前の旧岩出山町は1999年に宇和島市、2000年に当別町と姉妹協定を結んだ。合併後の06年には3市町で「交流の誓(ちかい)」を交わし、観光分野などで連携してきた。

 伊藤市長は「調印が互いの発展につながるよう願っている」とあいさつした。石橋市長は「世間で言う三角関係は問題があるが、今まで以上に交流を深め、お手本となる関係を築きたい」と述べた。
以上河北新報引用