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八丈島ダイビング

2009-08-22 11:26:00 | SCUBA diving

伊豆諸島の八丈島へダイビングに行ってきました。

朝7:55羽田発の飛行機に乗って、9:40頃に八丈島空港に到着しました。Cカード取得後、経験本数50本以内の初心者の頃に2回訪れて以来、23年ぶりの八丈島です。利用したサービスのスタッフに迎えられてショップに向かい、さっそく準備を整えて一本目のダイビングに出発しました。

ポイントは島の西側の旧八重根港です。北日本を通過中の前線に向けて吹き込む南西の風のため、海上は2mくらいのうねりがあり、エントリー口のスロープにも波が打ち寄せてきますが、ロープが張ってあるので安全にエントリー&エキジットできます。海中は水温28℃、透明度は30m、黒潮に洗われて最高のコンディションが広がっています。水深10mほどの砂地に出てすぐ、体長10cm以上ありそうな大きなツマジロオコゼが海草の切れ端とともにうねりに任せて揺られていました。シコクスズメダイもあちらこちらに見られます。そしてクマノミガーデンでは、広い斜面の多くのイソギンチャクに多くのクマノミが付いていて、卵を守っています。

午後からの2本目は、再び旧八重根港へ潜りました。今回も砂地では、40cmくらいのヤッコエイカミソリウオも一匹発見。その後一本目より少しだけ足を延ばして、アーチをくぐって行くと、その先の根の隙間にはキンメモドキの大群が詰まっていました。近くではキツネベラygレンテンヤッコも見られました。

3本目は、イトヒキベラの産卵シーンを観察する目的で、再び旧八重根港へ潜りました。目的の斜面に着いてすぐに、一匹の♂がメタリックブルーの婚姻色で背びれ、尻びれを震わせながら泳ぎまわっているのが目に入ってきました。しかし近くには♀の姿がありません。少し離れた場所では、別の♂が同じようにディスプレイを繰り返しています。しばらく周囲を探し回ったところ、♀の群れが♂がディスプレイしている近くに移動してきました。すると♂は一層激しく2m近く上下に泳いで、さかんに♀にアピールします。時折、♀と対になって2m近く上昇し、一番上でパッと放卵・放精してすぐに根の表面に戻り、一回の産卵を終了します。これを繰り返して、強い♂は次々と♀を産卵させてゆきます。


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