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ヒガワリテイショク

BGM:Last Dinosaur

たまに自分の腹黒さに驚く

2006-05-05 04:12:07 | 雑記
嘘である.もう驚きもしない.ああ,またかと思うだけだ.
私は他人に知られたら生きてはいけない勢いで黒いことを考えている.
治安維持法とか無くても牢屋に入れられるのは確実だ.ああ恐ろしい.

でも,これって表に出さないだけでみんなそうなんじゃないのかな?
「みんな満月の晩にはひつそりと逆立ちで月光浴をしているやうに」
誰も言わないだけで暗黙の了解というか,そういうものなのじゃないのかな?

もし.もし,そうじゃないとすれば.みんながもっと良いことばかり考えているのなら.
私は少なくとも私の血を後生に残すべきではないのかも知れない.
劣悪な遺伝子は集約されて淘汰されるのが自然の摂理という物だし.

Googleは破壊者となるか云々

2006-05-05 01:27:29 | 雑記
というタイトルだけ見て思ったこと.中身は読んでないので知らん.
今のwebで,Google八分(Googleの検索結果から意図的にハズされ続ける)とかした場合,
対象へのダメージが尋常じゃないと思われる.既にGoogleにはそれだけの力がある.

既にGoogleは支配者側な訳だ.むしろうと思えば企業から金をむしれるほど.
力の集約は基本的に進む方向にバイアスがかかるのだが,
他の検索エンジンにも何とか踏ん張って欲しいところである.無理か.無理だな.
持てる者はもっと持ち,だしなぁ…

独我論的思考

2006-05-04 17:03:32 | 雑記
自分と他人とは1と0のようなもので,その間は無限である.
誰かを抱いているときでさえ,そのあまりの距離に目がくらむ事がある.
人肌が恋しくなるのは本能だが,それでは孤独は癒されない.

他人とではなく,自分と神との対話にレイヤーを移したのが宗教だ.
いわゆる1と∞との関係だが,これも無限の隔たりがある.
創造主にすがりつきたくなるのは本能だが,それでも孤独は満たされない.

ちなみに,宗教の真の絶望は神がいなかったでも神は死んだでもなく,
神はいたが我々に一切の興味を持っていなかった,だと思う.
人間はバクテリアの神なのか?という問いはどうなのさ.

1を0に近づけるとか,実は1は0なのだ,とか言ってる宗教もあるけど,ピンとこない.
宗教で幸せになったヤツより不幸せになったやつはどっちが多いんだ?
私の無知蒙昧さ故に断言するとすれば,圧倒的に後者が多いのだけども.

やはり救いはドラッグなのだろうか?
世界の仕様に文句を言い,自分で改造して日々をなんとか生きるのは悪くない.
その中でもやはり酒が秀逸だ.これほど洗練されたドラッグはない.

最後に米原万理のエッセイ「グルジアの居酒屋」より引用して終わっておこう.

飲酒が宗教を信仰するより優れている八つの理由
一.未だ酒を飲まないというだけの理由で殺された者はいない。
二.飲む酒が違うというだけの理由で戦争が起こったためしはない。
三.判断力のない未成年に飲酒を強要することは法で禁じられている。
四.飲む酒の銘柄を変えたことで裏切り者呼ばわりされることはない。
五.しかるべき酒を飲まないというだけの理由で火炙りや石責めの刑に処せられた者はいない。
六.次の酒の注文をするのに、二〇〇〇年も待つ必要はない。
七.酒を売りさばくためにインチキな手段を講じるとちゃんと法で罰せられる。
八.酒を実際に飲んでいるということは、簡単に証明することができる。

記憶の外部記録

2006-05-01 05:47:56 | 雑記
かつて文字ができ,やがて本が生まれた.
本はたいていの場合個人が残す模倣子であり,そこには死者の一部が存在する.
我々は文章を書くとき,それはかつて本を通じて対話した死者に向けて書いている.

さらに進化を遂げ,我々は硬質なディスクに模倣子を残しだすようになった.
Moore. の法則に従ってすさまじい速度で増殖する模倣子は,ネットでつながれる.
無数の模倣子が縦横無尽に絡み合うネットを見ていると,生物のように錯覚する.

我々を構成要素として含み,遺伝子を持たず模倣子のみを伝える生物だ.
量が増えると,いつしかそれは質の変化につながる.
ある程度のところで臨界を迎えるというわけだ.

はてさて,未来はどっちを向いているのだろう?

時計が止まって見える・解

2006-04-06 16:59:50 | 雑記
ネイチャーで読んだ実験はこうだ.
ディスプレイに0という数字があって,そこにサッケードしろと被験者は言われる.
サッケードとは眼球を急速に動かして何かを見ることだ.
サッケードすると0が1に変わり,1,2,3,4とカウントアップしていく.

つまり,別のところからパッと視線を移して時計を見たときと同じ条件だ.
この実験のキモは,2,3,4はきっちり一秒間で切り替わるのだが,
1を見せる時間だけを変化させるという点にある.
2,3に比べて,1のところの時間が長かったか短かったかということを判断させる.
ちょうど1秒と感じられる1の長さが何ミリ秒だったか測ってみると言うことだ.

すると,面白い結果がわかる.だいたい800ミリ秒くらいが一秒だと感じられるらしい.
本当は1は800ミリ秒しか提示されてないのに,それが1秒に感じられたということだ.

ということは,自分のなかで800ミリ秒が1秒に延長されているということだ.
論文の筆者によれば,それはサッケードにかかる時間プラス50ミリ秒くらい.
サッケードの幅を変えてサッケードの時間を変えると伸びる時間幅も変わる.
つまり,1という数字は自分が眼を動かし出す前からそこにあったと脳は解釈しているらしい.

眼を動かしている時間の分だけ秒針はそこに長い時間いたように思うから、
秒針が動いた瞬間にちょうどそこを見ると,1秒+αに感じて,
「時計が止まってみる」ように感じるわけだ.

人間の制御系

2006-04-04 14:16:58 | 雑記
人間はフィードフォワードで自分を制御している.
つまり,外界と自分とのモデルを作り,結果を予想して動いてるわけだ.
だから階段が続いてると思っていたのにいきなり平地になると転ける.

もっとマクロな視点でも,多分似たようなことをやっているのではないだろうか.
社会と自分とのモデルを形成し,その反応を予想して動く.
だから,予想が成立しない状態にあると恐ろしいし,動けなくなる.

しかし,一方で我々は既に予想されきった事態をつまらないと思う.何故か.
予想されきった事態は安定だが,それは今後予想を覆しきれないという脅迫になるから?
それとも,事態を予測できると言うこと自体が既に破局への硬直化をその中に含んでいるから?

いずれにせよ我々はある程度予測できるが不確定要素がある,と言う状態を好むようだ.
もっとも,人生なんて大抵そんな状況だが(と予測しているわけか).
さて,どうしたものか.ていうか大学院とかのんびり行ってて良いのだろうか?

FF感想その1

2006-03-17 03:56:05 | 雑記
とりあえずということで.本日買ってちょっとやっての感想.

絵はすさまじい.最先端とはこういう事だ,を見せつけてくれる.
構図とかは映画をずいぶん意識した作りなのだが,まぁそれは当たり前か.
こういう「映像を見せるための」映像は映画を手本にするのが正解だし.

システムはずいぶん丁寧に作ってあるな,という感じ.
成長系のシステムに微妙になんか引っかかりがあるが,上手く説明できない.
なんつーか,スキル型ネトゲみたいな気分を楽しめる.

難易度の調整も今のところはなかなか絶妙.
多分レベル上げすること前提,もしくは目についた敵を
片っ端から倒す事を前提としてバランスを取っている気がする.

移動から戦闘への移行はかなり革命的なのだが,戦闘自体はたるい.
比較的優秀なマクロが組めるため(内容的には子供だましだが)ほぼ放置できるし,
何より自由に戦闘中動き回れることのメリットがほとんど無いように見える.

とりあえず現時点で気づいたのはこんなところか.
あ,オープニングが傑作すぎて転がり回りました.
FFのプレリュードの後にまさかDQのメインテーマがくるとは思わなかった.
いろんな意味で傑作すぎ.

今の世の中

2006-02-27 19:39:14 | 雑記
ネットがあるので情報取得のためのコストが極端に低いが,情報そのものが膨大だ.
ということは,情報を手に入れるためのHowtoや,情報の情報が重要だ.
ポータルサイトが伸びたのはそのためだろう.

つまり昔と違って「どれだけ知っているか」の価値は圧倒的に下がったわけだ.
むしろどれだけ探せるか,あるいは探し方を知っているかが価値を持っている.
だがそれもかなり取得難易度は低い.そのための情報もまたあふれているからだ.

それに対して価値が落ちないのものを考えると,一つは現実社会でのコネ.
これは我々が現実世界で動いている以上かなりどうしようもない.
人間関係重要.超重要.本人のスペックの一部だけどかなり比重がでかい.

もう一つは,思考の早さ,というか思考のフレームワーク.
いわゆる地頭の良さ.これがあれば対応速度・幅ともにアップ.
ある程度はこれも教育と訓練でどうにかなると思うが.

しかし,知識をため込むことの可能性もまた私は信じている.
ため込んだ知識の量が,ある日突然臨界に到達するということを.
以上で無駄方向にふくれあがった知識への自己弁護を終わる.解散.

忙しくないと

2006-02-13 08:32:06 | 雑記
文章を書く気になかなかなりません.
アレか,やはりただの現実逃避か.

そんなこんなで今日で一通り終了です.
旅にでも出ようかしら.