A「とりあえずビール.生中ね.お前は何にする?」
B「とりあえずと言う単語がビールに対して失礼なので訂正してください.
何はなくともビールとか,何が何でもビールじゃないと,とか.僕も生中で」
A「塩タン,ロース,カルビ,ミノ,あとキムチとナムルね」
A「本日の議題は焼き肉におけるジレンマについてだ」
B「このネギから左は僕の領土なので侵入しないでください」
A「世界を狭くするな.狭くすれば,哀しさがその中であふれてしまう」
B「夢の世界に入ってる間にタンが焦げてますよ」
A「手塩にかけて育てた肉を食べられたときの絶望を君は知っているかね」
B「今経験しました.ていうか返せ.そのロースは僕のです」
A「愛娘が何処の馬の骨ともしれん男に奪われる様な気分だろう」
A「この様に,焼き肉には常にリスクが存在する.
手間をかけた肉が他人に食われる可能性だ」
B「だからネギで区画を分けようとしたのに…」
A「土地を分割して治めると言うのも一つの手段だ.しかしそれが最適か?」
B「少なくとも喧嘩は起こらないでしょう.自己責任で焼いて食うんですから」
A「スリルがないじゃないか.恵んで貰ったパンより盗んだパンの方が美味いぜ」
B「リスクがあったときの方が同じリターンでも大きく感じる理論ですか」
A「そうだ.適切なリスクとリターンの設定は全てを面白くする」
B「博打打ちの理論にすぎないとおもいますが.
リスクがあるなら何もいらない,と言う人もいるんじゃないですかね」
A「そういう人間は最終的に期待値が低いので,負ける側に追い込まれる
赤ご祝儀アリ雀荘における棒テン即リー全ツッパ理論だ」
B「リスクを見切ってつっこめる方が勝つ確率が高いと.現実にご祝儀はないですがね」
A「石橋を叩いてる間に泳いでわたるヤツがいる,ってことだな」
A「つまるところ,ある程度のリスクを許容しつつリターンをかっさらうのが,
爽快で面白いというだけの話なんだけどね」
B「結論はベタですね.現実に良くマッチするモデルだとは思いますが」
A「それだよ.それで肉を混在して焼くことが肯定されたわけだ.
んじゃシメにビビンバいっとこう」
B「とりあえずと言う単語がビールに対して失礼なので訂正してください.
何はなくともビールとか,何が何でもビールじゃないと,とか.僕も生中で」
A「塩タン,ロース,カルビ,ミノ,あとキムチとナムルね」
A「本日の議題は焼き肉におけるジレンマについてだ」
B「このネギから左は僕の領土なので侵入しないでください」
A「世界を狭くするな.狭くすれば,哀しさがその中であふれてしまう」
B「夢の世界に入ってる間にタンが焦げてますよ」
A「手塩にかけて育てた肉を食べられたときの絶望を君は知っているかね」
B「今経験しました.ていうか返せ.そのロースは僕のです」
A「愛娘が何処の馬の骨ともしれん男に奪われる様な気分だろう」
A「この様に,焼き肉には常にリスクが存在する.
手間をかけた肉が他人に食われる可能性だ」
B「だからネギで区画を分けようとしたのに…」
A「土地を分割して治めると言うのも一つの手段だ.しかしそれが最適か?」
B「少なくとも喧嘩は起こらないでしょう.自己責任で焼いて食うんですから」
A「スリルがないじゃないか.恵んで貰ったパンより盗んだパンの方が美味いぜ」
B「リスクがあったときの方が同じリターンでも大きく感じる理論ですか」
A「そうだ.適切なリスクとリターンの設定は全てを面白くする」
B「博打打ちの理論にすぎないとおもいますが.
リスクがあるなら何もいらない,と言う人もいるんじゃないですかね」
A「そういう人間は最終的に期待値が低いので,負ける側に追い込まれる
赤ご祝儀アリ雀荘における棒テン即リー全ツッパ理論だ」
B「リスクを見切ってつっこめる方が勝つ確率が高いと.現実にご祝儀はないですがね」
A「石橋を叩いてる間に泳いでわたるヤツがいる,ってことだな」
A「つまるところ,ある程度のリスクを許容しつつリターンをかっさらうのが,
爽快で面白いというだけの話なんだけどね」
B「結論はベタですね.現実に良くマッチするモデルだとは思いますが」
A「それだよ.それで肉を混在して焼くことが肯定されたわけだ.
んじゃシメにビビンバいっとこう」