日本世論の会・大阪支部~支部活動~

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サンフランシスコ市 慰安婦像レポート

2019年08月10日 09時12分35秒 | 「日本世論の会」近畿支部

 今年(2019年7月)アメリカ西海岸に住む娘夫婦のところに行った。休日を利用してサンフランシスコ (S・F市)に行き、かねてより気になっていた「慰安婦像」を確認したのでレポートする。

S・F市は坂の町である。全米でもニューヨーク市と並ぶ規模のチャイナタウンの一角に像を見つけた。

観光スポットのひとつ「チャイナタウンゲート」を2ブロック進むと名物のケーブルカーが走る通りとの交差点に出る。そのすぐ横に「セントメリーズ スクエア」がある。

6AM~10PMの間は誰でも利用できる公共施設で、日曜日はベンチでくつろぐ人が多くいた。中に進むと子供用の遊具があり、さらに進むとテラス状のスペースがある。

傾斜地を利用した半地下駐車場の屋上部分が公園の一部として利用され、この中央に3人の少女とおばさんの像が置かれていた。

設置の経過を確認すると、

2015年9月、当時の中国系市議により像の設置が提案される。

2017年9月、像が設置される。

2017年11月 、民有地とセットで像がS・F市に寄贈され市の管理となる。

 

 S・F市と永く姉妹都市であった大阪市の吉村市長(当時)はこのことに抗議して、S・F市長に姉妹都市解消を通告しているが先方は首長の判断事項ではないとして、中に浮いた状態である。

 4体の像の脇には5カ国語で説明文がある。

                         

 私たちにとってもっとも恐ろしいことは、第二次世界大戦中の私たちの痛ましい歴史が忘れられてしまうことです。」 —  元「慰安婦」

この記念碑は、一九三一年から一九四五年まで日本軍によって性奴隷にされ、「慰安婦」と呼ばれたアジア太平洋地域十三ヵ国にわたった何十万人の女性と少女の苦しみを表しています。

その女性たちの大多数は、戦時中囚われの身のまま命を落としました。この暗い歴史の大部分は、生存者が勇敢に沈黙を破った一九九〇年代まで、何十年も隠されていました。

生存者たちの証言が世界を動かした結果、戦争手段としての性暴力が人道に対する罪であり、加害国の政府が責任を負わなければならないと国際社会が宣言することとなりました。

この記念碑は、これらの女性たちの記憶のために捧げられており、世界中での性暴力や性的人身売買を根絶するために建てられたものです。

 

わたしはこの碑文を何度も読み返したが、この像の目的が女性の人権、尊厳を訴えるのあれば、ことさら旧日本軍を加害者に決めつけ、

世界各国の同様の罪を全て日本に転嫁するような標記は納得できなかった。周辺の状況から、我々旅行者が利用するような施設ではないが、

米国社会における中韓の対日プロパガンダの 象徴のひとつになったことは間違いない。私達の父祖の名誉を護るためにも、現在世界各地で生活する同胞の安全のためにも、

自分自身の学びを深め、史実の発信をつづけていかなければならないと思う。


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