中国展示会イベントの見聞~蕭(しゃお)又誠

上海大茂展覧服務(Shanghai D.More)

今年(2013)上海華東交易会~日本企業の出展面積28小間、去年の45小間より17小間減少(注:1小間=9平米)

2013-03-03 20:28:22 | 展示・イベント
本日(3/3)上海新国際博覧中心へ華東交易会を見学しに行きました。
入場料100人民元を払って、国際ホールのW5ホールに入りました。
今回海外企業の中に最も出展社が多いのは韓国企業の67社、次は日本の32社(*JETROブース内の16個の各自治体の上海事務所は不含)。台湾企業は19社で第3位。
日本の出展社だけ取り上げて、去年と今年の状況を比較してみたら:
1、今年日本パビリオンとして、出展しませんでした。

去年はJETROが日本企業を募集して、日本パビリオンとして、24社の日本企業(共30小間)が出展しました。新潟、群馬など独自出展した企業の小間数と合わせ、全部45小間でした。
今年はJETROが出展社を募集ぜず、16箇所の自治体の上海事務所を集め、JETROブース(4小間)を出しました。新潟県(8小間)、群馬県(2小間)及び埼玉県(2小間)及び独自出展の9社(15小間)
2、去年JETROより募集した出展社の中、今年に独自出展したのは4社のみ。
3、去年日本パビリオンに参加した岐阜県企業の6社の内、3社が今年も出展しました。去年石川県企業の5社の内、1社のみ今年も出展しました。
4、出展社数:
去年日本パビリオンの24社+パビリオン以外の13社+JETROが1社と計算し、共38社
今年新潟の15社+埼玉の5社+群馬の3社+独自の9社+JETROの1社=33社
出展面積は4割弱を減りました。出展社数は38社から33社に減少、大した減らないと思われるかもしれませんが、2社が1つの小間共用しているので、数社位は出展社リストに登載していますが、実際に製品のカタログだけ置いている可能性が高いです。

個人の感想ですが
1、JETROが出展募集を中止、また日本企業の出展面積も、出展社数も減少する現象で、日本企業は中国市場に対し、やや保守的になっているとの判断。
2、去年日本パビリオンに出展した24社の内、僅か4社だけ今年も出展しています。リピート出展少なすぎる原因は出展の効果なかったか?日中緊張問題か?政府機関から出展料金の援助なくなったかか?等などいろいろあると思いますが、一番要因は去年の成果は思ったより良くないはずです。
なぜなら、去年の出展により問合せ及び成約が一杯あったらば、日中問題は関係ないし、出展料金の援助がなくても出展するはずです。

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