中国展示会イベントの見聞~蕭(しゃお)又誠

上海大茂展覧服務(Shanghai D.More)

Auto Mechanika Shanghai 2012(日本パビリオン)出展者アンケート

2013-08-02 13:12:40 | 展示・イベント
2012年上海で開催したAuto Mechanika Shanghai 2012(自動車部品、保守設備展示会)で日本パビリオン(JETRO主催)に出展社アンケートを取りました。



26社の内有効アンケートは17枚
初めて上海で出展する企業は70%弱(69.23%)ですので、日本団体と一緒に出展するなら①全体コストは安くなる、②来場者誘致活動はJETROよりやってくれる及び③出展手続きのケア、この3つのメリットを同感する出展社は50%以上占めました。
出展目的の一位は顧客開拓(82.35%)、2位は市場調査・情報収集(70.59%)

アンケートを見れば、不思議なのは中国で支店、代理店など販売ルートを持っていない出展社は25%しか占めませんが、特に集客活動を行わなかった出展社は50%もあります。
何故、集客活動をやらないか
私個人の推測ですが、
1、中国の潜在顧客の名簿(リスト)を持っていません。
2、集客は主催者の責任
3、この展示会の来場者が大勢ですから、自然に自分のブース寄ってくるでしょう
中国の展示会は益々大きくなってきて、中国の国際専業展示会の平均面積は8万㎡(日本は平均3万㎡)、来場者が朝から夕方まで一日間回りきれない位規模になっていて、出展する前、ターゲット来場者にインビテーションを出して、事前集客活動を行うことにより、絶対効果があると思います。

追伸:今回のAuto Mechanika展示会は上海新国際博覧センターの全てのホール(共17ホール)出展面積は18万㎡を超えていました。
注:日本一番大きい展示会場の東京ビッグサイトは8万㎡位



台州の英文"TAIZHOU"は"UOHSIAT"になった。文字は鏡面反転してはいけない、英文は左から右へ読むこと

2013-03-04 17:38:20 | 展示・イベント
昨日華東交易会に見学し、浙江省台州市のパビリオンを通った時、パット見て、ピラーの英文字(UOHSIAT)って?どういう意味でしょう?おかしいと思いながら、前へ進みました。


パビリオンを全体見たら、何故おかしいかを分かりました。台州の拼音はTAIZHOUで、右側の英文は鏡面反転しました。

それは、あまりにも…

今年(2013)上海華東交易会~日本企業の出展面積28小間、去年の45小間より17小間減少(注:1小間=9平米)

2013-03-03 20:28:22 | 展示・イベント
本日(3/3)上海新国際博覧中心へ華東交易会を見学しに行きました。
入場料100人民元を払って、国際ホールのW5ホールに入りました。
今回海外企業の中に最も出展社が多いのは韓国企業の67社、次は日本の32社(*JETROブース内の16個の各自治体の上海事務所は不含)。台湾企業は19社で第3位。
日本の出展社だけ取り上げて、去年と今年の状況を比較してみたら:
1、今年日本パビリオンとして、出展しませんでした。

去年はJETROが日本企業を募集して、日本パビリオンとして、24社の日本企業(共30小間)が出展しました。新潟、群馬など独自出展した企業の小間数と合わせ、全部45小間でした。
今年はJETROが出展社を募集ぜず、16箇所の自治体の上海事務所を集め、JETROブース(4小間)を出しました。新潟県(8小間)、群馬県(2小間)及び埼玉県(2小間)及び独自出展の9社(15小間)
2、去年JETROより募集した出展社の中、今年に独自出展したのは4社のみ。
3、去年日本パビリオンに参加した岐阜県企業の6社の内、3社が今年も出展しました。去年石川県企業の5社の内、1社のみ今年も出展しました。
4、出展社数:
去年日本パビリオンの24社+パビリオン以外の13社+JETROが1社と計算し、共38社
今年新潟の15社+埼玉の5社+群馬の3社+独自の9社+JETROの1社=33社
出展面積は4割弱を減りました。出展社数は38社から33社に減少、大した減らないと思われるかもしれませんが、2社が1つの小間共用しているので、数社位は出展社リストに登載していますが、実際に製品のカタログだけ置いている可能性が高いです。

個人の感想ですが
1、JETROが出展募集を中止、また日本企業の出展面積も、出展社数も減少する現象で、日本企業は中国市場に対し、やや保守的になっているとの判断。
2、去年日本パビリオンに出展した24社の内、僅か4社だけ今年も出展しています。リピート出展少なすぎる原因は出展の効果なかったか?日中緊張問題か?政府機関から出展料金の援助なくなったかか?等などいろいろあると思いますが、一番要因は去年の成果は思ったより良くないはずです。
なぜなら、去年の出展により問合せ及び成約が一杯あったらば、日中問題は関係ないし、出展料金の援助がなくても出展するはずです。

日本車の中国ての販売は良くなりましたか

2013-01-15 22:48:14 | 展示・イベント
去年(2012)12月に上海でAutoMechanika展示会(自動車部品、保守、診断及びサービス用品展)を開催しました。
展示会へ見学しに行く前、ついでに日中緊張関係問題以来、日本自動車の中国販売状況を調査しました。

2012年8月から11月まで、国別の乗用車販売台数を中国汽車工業協会のHPから入手した情報を整理したら、
8月に日本車の販売台数は2位でしたが、9月になって、アメリカ車に追い超え、3位になりました。更に10月の販売台数は韓国車に負けて、4位となりました。
処で、11月の日本車の販売台数は9月のを上回って来ました。
9月10日に始まった尖閣諸島問題で、日本車の販売は22.69万台から16万台に落ちってしまって、更に、10月は10万台を切って、9.89万台しか販売できませんでした。
2ヶ月の反日激動を緩和して来ることにより、11月の日本車販売台数も9月のレベルまで、回復して来たのではないかと判断しています。

上海秋テキスタイル展示会-日本アキレス(ACHILLES)社の体験展示手法

2012-09-17 21:45:30 | 展示・イベント

2012年8月28日に上海新国際博覧中心で開催した中国国際家用紡績品及輔料(秋冬)博覧会(上海秋テキスタイル展示会)は西ホールの5館+東ホールの7館で全12館(約14万㎡)の大型展示会でした。

日本アキレス(ACHILLES)社の介護用品、寝具などを展示しました。
いくつの体験コーナーを設け、実際に水を流し、通水性をアピールする枕、ベッドのマットに圧力探知機器を用意し、来場者が横になって、寝る時の圧力かかった傾向を探知し、アドバイスするなどなど来場者の注目を引くコーナーを作りました。


12館の14万㎡の広さにも関わらず、他社ブースと比べれば、アキレス社のブースは常に来場者が集まっていました。
開放式なブースデザイン、体験コーナーを前面出して、来場者が製品を触りやすく、入りやすく、関心を高められる配置でした。