中国展示会イベントの見聞~蕭(しゃお)又誠

上海大茂展覧服務(Shanghai D.More)

宴会中でVIPの食事時間は殆どない

2012-08-28 23:13:19 | 日記
8/25、友人の紹介で、初めて、「上海日中地域交流会」に参加しました。今回はJETRO上海の三根所長が講演して頂きました。
講演の後、交流会の活動などの紹介してから、立食パーティが始まりました。
初めての参加、更に、内向の私はグラスを持って、名刺交換しようと思っても皆さんは話せる相手が居て、割り込むのは失礼だと思って、ちょっと不安でした。今回参加したメンバーの中、黒人(Mr.KARUPPIAH)が居ました。彼も話す相手が居なくて、1人でビールを飲んでいました。
英語上手じゃないですが、とにかく、彼に声をかけましょう。
最初は英語で交流しましたが、シンガポールのご出身で、日本の生活歴20年以上とわかったら、会話は日本語で切り替えました。日本語は私より全然うまいし、同じ展示設営の仕事をやっています。彼の顧客は最近台湾の展示会に出展する予定ですので、お互いに仕事のつながりが出てくるかもしれません。

わが社はよくJETRO上海から受注していますので、三根所長へ挨拶しようと思って、彼の動きを見て、タイミング良ければ、話をかけましょう。
全員乾杯してから、すぐ数人が所長と名刺交換、話しました。やっと空いている時間が有って、所長はサラダを取りました。食べようと思って、お皿を持ち上げたばかり、誰に声をかけられ、お皿を置き、名刺交換、話し終わって、お皿を持ち上げ、声をかけられ、お皿を置きの繰り返し。
所長は仕方なくて、前菜を止めて、エビ、肉などをとって、食べようと思いましたが、残念ながら先と全く同じ状況、唯一変わったのは話を掛けてきた相手が違いと”お皿の内容はサラダから肉、エビに変えました”。
可哀そう、所長は食べ物を口に入れる時間は全然なくて、食事を終わるまで、邪魔しないと決めました。
もう終了時間になり、所長が持ってきた食べ物は1口も食べなくて、最後にスイカとデザートしか口に入れませんでした。

お疲れ様でした。宴会でVIPの食べる時間は宴会前か、宴会後自家に戻ったインスタントラーメンかも

顧客の顧客を喜ばせるべき - 上海日本精品展と東京ギフトショーin上海と比較

2012-08-04 16:19:15 | 展示・イベント
この二日間、第2回日本精品展と第6回東京ギフトショーin上海、2つの展示会に見学しました。
2つの展示会を比較してみたら

2つの展示会の出展品は同じく日常生活用品ですが、
日本精品展はバイヤー商談を強調し、ギフトショーin上海はバイヤー商談も望んでいますが、現場の即売も盛んにやっています。
マッチング商談の件数は主催者の力によりますが、いくらパワー持っている主催者であっても、3日間のマッチング商談はほぼ不可能です。今回の日常生活用品展は工業分野の専門展示会ではありませんので、3~4日間の展示会で80%以上の時間は一般来場者に対応しなければなりません。

日本精品展の出展者がもともと現場販売のつもりはなくて、折角、一般来場者がブースに来て、商品に興味を持っていて、販売金額を確認したら、出展者のブース担当者が不愛想の言い方で、現場販売はしませんと回答しました。”じゃ、上海のどこで販売してますか”と来場者が尋ねたら、”中国ではまだ販売していませんと担当者が回答しました。
来場者が去っていて、出展者の担当者が”うちは現場販売しないのに、訳のわからない来場者が多い”とぶつぶつ独り言。

出展者は上記のような考えを持っていれば、出展は大抵失敗する違いない。
主催者と来場者に不満するより、自分の販売体制を整えているかを検討するべきです。
主催者の用意したマッチング数は少なければ、別の展示ホールで、自ら商談相手を探す、現場販売できない、店舗を持っていない、代理店を探す中、淘寶網(インターネット販売)さえ持ってなければ、来場者に丁寧に謝る方が正しい態度です。

一方、ギフトショーin上海は現場販売もやっているから、B→Bのターゲット来場者が各ブースを観察しながら、沢山来場者が集まるブース、一番ものを売れているブースにも興味を持っているでしょう。