中国展示会イベントの見聞~蕭(しゃお)又誠

上海大茂展覧服務(Shanghai D.More)

展示設営の環境への取り組み

2012-06-07 11:59:46 | 展示・イベント
中国における展示会ブース・デザインは
標準小間を除く特別装飾ブースについてシステム部材より、現状はまだ、回収率が低い木工構造が多い。


欧米(特にドイツ)の展示会業界は総体的に成熟し、ブース設計部材は標準小間だけではなく、特別装飾ブースも出来るだけ何度も再利用できるシステム材料を利用している。通路のカーペットも1,000mm角のカーペットタイルを使っている。


欧米と中国の差が大きい原因は以下と考えられる。
1, 多くシステム材料の選択が可能。欧米の展示会発展の歴史が長く、更に規格標準化の意識が強く、各種のシステム材料の研究開発に力を入れている。
2, 先進国は材料の保管と保護観念が強い。中国の展示設営会社は材料の保管及び保護システムが不十分で、複数回使用可能な展示材料でも保管のミスにより、使用期間、回数はかなり短くなってしまっている。
3, 中国の展示会はここ数年急成長の影響で、展示設営の業者間の過当競争の為、顧客と設営業者と長期的な協力関係は減っている。出展者は複数回のトータル投資ではなく、毎回安価な予算しか出せず、中国展示業界側も頑丈なリサイクルできるシステム材の研究開発の意欲も少なく、海外のシステム材をコピーするにとどまっている。

ブース撤去後発生した粗大ゴミ以外、来場者は別としても、必要な分の各ブースの宣伝パフレット、カタログ等を持ち帰り、それ以外の要らない資料はその場で捨てる慣習がある。展示会で捨てられた印刷物の量もかなり多量であるのが現状。


展示会のデザイン設営サービス企業は環境を重視するため、各プロセスで真剣に環境保護の貢献をしようと考えている。
小さな発想でも、常に環境保護を念頭に入れ、
*小間デザインを提案するとき、出来るだけ、紙でプリントアウトせず
*小間のポスターは出力ではなく、電子看板を代替する。
*出来るだけ、リサイクルの出来るシステム材料を利用する。
*有効な出展結果を出す為、出展者のターゲット顧客を誘致サービスの提供。
*海外の優秀なシステム材料及びエコ観念の導入。
等などかんがえなくてはならないとおもっている。