中国展示会イベントの見聞~蕭(しゃお)又誠

上海大茂展覧服務(Shanghai D.More)

2012年4月5日(木)~8日(日)、上海世博展覧館で開催した(台湾名品博覧会)は大盛況

2012-04-10 04:16:03 | 日記
2009年9月に、中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)は始めて南京市で台湾名品博覧会を開催した以来、2011年まで、中国の9個の都市で13回の名品展を行いましたが、初めて、上海で開催しました。
42,000平米(ホール1及びホール2)の面積に800社(2,000小間)の台湾企業が出展しました。



B→Bの商談及びB→Cの現場販売両方行いますが、4/8(土)の来場者は約3.6万人(主に買い物に来る庶民でしょう)、現場で料理し、販売するビーフン、肉団子スープ、カキ氷等の小間で30人以上の列を作った店は少なくありませんでした。台湾出展者ですので、POSを持たず、クレジットカード若しくは銀連カードで消費できないので、来場者は展示会場内の2台のATM機器で現金を卸し、が午後3時ごろ、ATMの現金は全部卸されました。





私は時間は無くて、日曜日の午前中しか現場へ行けなかったが、色々観察したが、現場で一番来場者を集まる小間は現場で料理作って(カキ氷も)販売する小間、次は実演している小間もかなり人気ある、その中に割引のPOPを書いて、上野アメ横の店員みたい、声をかけて、客引きしている小間も商売繁盛



一般消費者向け製品はやはりこのようなB→B及びB→C(現場販売できる)の展示会へ参加した方が良いと思います。代理店を募集する目的かもしれませんが、ローカル消費者の認可度をその場で確かめるのではないかと思います。中国で既存代理店は居なければ、出展前にネット販売のルートを事前に考慮するべきのではないか
会場で、B→Cの販売がうまく行ければ、自信満々、有望代理店に交渉するパワーも強くなるでしょう。

私も思わず、いくつの製品を買いました。その中に故宮博物館の青花瓷模様のテーブル敷き(使用ライセンスをもっているメーカーの製品)を購入した。上海田子坊で店を持っている友達のところで代行販売如何かを尋ねたが、該当出展者はかなり興味を持っているようです。
→Cの来場者もBの代理店の紹介は可能ですね




顧客を集める展示ブースの要因(Metrol社の例を挙げ)

2012-04-04 16:27:13 | 日記
顧客を集める展示ブースの要因
中国展示会の規模はますます大きくなっていく、新しい展示会場の面積もどんどん広くなってきました。来場者は一日内、展示会場を全部廻れるか疑問ですので、折角ターゲット来場者が会場まで来てもらって、自社ブースを通る時間は5秒間過ぎない現状です。
築地卸市場へ魚を購入しに行って、大抵、よく購買している店へ行くわけですが、展示会は3~5日間で終了ですので、顧客としては、毎回新しい市場へ行くと同じことです。現在中国展示会の出展者数は簡単に千社を超えるので、来場者は自社ブースに経過しない可能性はかなり高いと思います。

事前に案内状を得意先及びターゲット顧客へ連絡することは当然大切です。
あまり中国市場の判らない日本出展者は、出展までの準備に既に、精一杯となっています。更に、展示担当者は自分の上司の宿泊、車手配、夜のエンターテイメントを全てケアーしなければなりません。結局、一番大切な集客作業を見逃してしまいました(ターゲット顧客のリストは簡単に入手できないことも事実ですが)。

いよいよ、開催になって、3万人の来場者が会場まで見学しましたが、自社ブースで留まって、自社製品に関する質問を聞く人数は10名しか居ないまま、会期を終わってしまいました。

特に工業展示会に出展する日本企業は自社の技術を自慢して、興味を持っている来場者は大勢尋ねて来ると出展する前、自信満々と思っている。
残念ながら、ブース位置の問題、来場者の興味を引くツール(実演、POP、ビデオなど)を用意していない、中国語で対応できるスタッフが居ないなどの原因で、自社ブースは他社へ行く途中の目立たない建物に過ぎません。

先日に紹介した辻村電工のブースにロボットの演出と同じ昆山国際輸入製品博覧会にも出展していた精密センサーを製造しているメトロール社(http://www.metrol.co.jp/)は海外出展経験豊富、今回も現場で色んな問合せをゲットしました。
メトロール社の成功要因は以下にて、纏めました
1、ブースの立地



昆山国際会議展示中心の正門から入場して、まずホールAとホールBに配置しています。メトロールのブース位置はホールCですが、ホールBから観覧してから、BとCの連絡口から入って3番目の位置に設けています。位置としては問題有りません(辻村電工はホールCのほぼ隅の位置です、もし、ホールCの裏に更にホールがあれば、来場者が辻村電工のブースまで行くと思いますが、残念ながら、今回は立地としてはあまり良くない)。
2、メトロールの展示手法
2-1、メトロールの看板(中国語、日本語、ロゴ、製品の特徴)を大きく、明るくブースの上部、行灯で表示している。
2-2、製品特徴の分かり易いポスターは大きく、来場者が見やすい外側へ掛けている。
2-3、製品は全部ブースの一番外へ(通路に)出している。
2-4、製品は動かしていて、来場者の興味を引く。
2-5、製品の特徴を来場者にわかり易く、更にPOPで指している。
2-6、実際にセンサーを使った設備を会場まで、持ってきて実演し、ビデオの放映もやっている。



3、中国語の対応できるスタッフが4人以上ずっとブースで来場者の質問を受ける

今日は私の大好きな先生の誕生日です。

2012-04-02 17:09:40 | 日記

1989年に産業能率短期大学に入学しました。

台湾で大学卒業して、軍隊に入って、貿易会社に1年位勤めて、更に結婚してから、日本へ留学することを決意しました。

産能短大に入学して、最初のインタービーで、初めて、コースの先生(鬼木先生)と会いました。綺麗、若い日本の女性で、まさか先生は私と同じ年ではないかと驚きました(幸い、私より年でした)。

鬼木先生は海外の学校で教える経験を持っているので、かなりOpen Mind、留学生の皆が先生のことを好きて、先生の自宅で食事したりをしました。

今日は私の大好きな鬼木先生(鬼木姉さん)の誕生日です。

お姉さん、お誕生日おめでとうございます。先生の昔の写真をずっと探しましたが、残念ながら、見当たりませんでした。が、1991年3月にクラスメートの記念写真を見つけました。

We were young. No! We are still young. and so do you, my dear 鬼木先生

 


蘇州昆山市ー国際輸入品展示会のロボット演出(辻村電工)

2012-04-01 23:55:20 | 日記

2012年3月29日に開催した蘇州昆山市の中国国際輸入商品展示会(昆山国际进口产品博览会)で、辻村電工株式会社のブースでロボットがStar Warsの演出をしていました。

安川電機の2台のロボットを各々青と赤の蛍光灯を持って、スターウォーズの格闘シーンの再現。

素晴らしいパフォーマンスでしたが、ブースの立地やや離れて、観衆はちょっと少なかったのです。 B2Bの展示会ですので、一般来場者の注目を集めるより、多数のターゲット来場者と商談できることは大切だと思います。

であれば、展示会で面白い演出をするより、出展する前、如何にターゲット顧客を呼びかけることは大事です。

但し、ターゲット顧客を探すことは簡単でない、会場まで、来てもらうことはもっと難しいでしょう。

では、会場に来た来場者の中に、有限な時間の中で、ターゲット可能な来場者の目を自社のブースに引く、自社製品を関心してもらうため、ブースで、自社製品を実演したり、来場者を引っ張って来る演出をやったりすることも必要ではないかと思います。

現場ビデオ(蘇州昆山市国際輸入産品博覧会:辻村電工株式会社)