この二日間、第2回日本精品展と第6回東京ギフトショーin上海、2つの展示会に見学しました。
2つの展示会を比較してみたら
2つの展示会の出展品は同じく日常生活用品ですが、
日本精品展はバイヤー商談を強調し、ギフトショーin上海はバイヤー商談も望んでいますが、現場の即売も盛んにやっています。
マッチング商談の件数は主催者の力によりますが、いくらパワー持っている主催者であっても、3日間のマッチング商談はほぼ不可能です。今回の日常生活用品展は工業分野の専門展示会ではありませんので、3~4日間の展示会で80%以上の時間は一般来場者に対応しなければなりません。
日本精品展の出展者がもともと現場販売のつもりはなくて、折角、一般来場者がブースに来て、商品に興味を持っていて、販売金額を確認したら、出展者のブース担当者が不愛想の言い方で、現場販売はしませんと回答しました。”じゃ、上海のどこで販売してますか”と来場者が尋ねたら、”中国ではまだ販売していませんと担当者が回答しました。
来場者が去っていて、出展者の担当者が”うちは現場販売しないのに、訳のわからない来場者が多い”とぶつぶつ独り言。
出展者は上記のような考えを持っていれば、出展は大抵失敗する違いない。
主催者と来場者に不満するより、自分の販売体制を整えているかを検討するべきです。
主催者の用意したマッチング数は少なければ、別の展示ホールで、自ら商談相手を探す、現場販売できない、店舗を持っていない、代理店を探す中、淘寶網(インターネット販売)さえ持ってなければ、来場者に丁寧に謝る方が正しい態度です。
一方、ギフトショーin上海は現場販売もやっているから、B→Bのターゲット来場者が各ブースを観察しながら、沢山来場者が集まるブース、一番ものを売れているブースにも興味を持っているでしょう。