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ヨッピーのアスペルガー症候群について

アスペルガー症候群という発達障害について書かせて頂いています。

ご質問への返答

2011-09-08 19:46:11 | 日記
先月8月27日に行われました研修会で多くのご質問をいただきました。(ありがとうございました。)

少しずつですが、できる範囲でブログの方で返答させていただければと思っています。




ご質問①

○当事者の会「樹陽のたより」の「樹陽」はなんと読むのですか?


ー 「樹陽のたより」は、「じゅようのたより」と読みます。

わたしが現在働かせていただいている介護の職場で教えてもらったのですが、

お年寄りの方や障害者の方と接するときに大事なこととして、

”受容”、”傾聴”、”共感”という三つの言葉があります。


受容は、相手のことや相手の話をまず受けとめるということ。

傾聴は、相手の話を耳で聞くのではなく心で聴くということ。

そして共感は、相手の話していることに共感させていただくということです。

きっとひきこもりの方と接する場合も同じではないかと思っています。


受容する(受け入れる)という言葉が、その中でも一番好きでした。

”受容”と”樹陽”ということばをかけています。

それまでは、ひきこもり当事者の会と呼ばれていましたが、

ネーミングを決めるときに、提案させていただき「樹陽のたより」となりました。


個人的な想いなのですが、

ひきこもっている方を受容させていただくことによって、

引きこもっている方達が外に出てきてくれた時に、

太陽の光を浴びて(木が育つように)元気になってほしいというような願いが込められています。










コメントへ

2011-08-29 22:59:49 | 日記
先週の土曜日は、

いろいろな方に出会うことが出来ました。

感謝の気持ちでいっぱいです。

当日いただいていました、

ご質問でお答えできなかったものも、たくさんあったと思います。

大変申し訳ありませんでした。


もしも、コメントの方に

ご質問をいただければ、すぐにはお答えできないかもしれませんが、

可能な範囲でお答えしたいと思っています。


※投稿者のお名前の部分は、イニシャルでもニックネームでも何でもかまいません。~




8月27日

2011-08-28 22:34:08 | 日記
昨日、8月27日(土)は、札幌の方で”生きづらさへの支援”

ということについて、講演をさせていただく機会をいただいて、

札幌へ行ってきました。


当日は、1時間もの長い話を聞いてくださりありがとうございました。

そして、講演の機会をいただきありがとうございました。

いろいろな方に出会えたことにも、とても感謝の気持ちです。


しばらく更新をしていませんでしたが、

また少しづつ更新していこうと思います。

~本当にありがとうございました。


アスペルガー症候群について 75 (長所と短所)

2011-01-20 00:01:22 | 日記
本人の長所を伸ばしてあげるべきか、

それとも短所を時間をかけて少しでも改善した方がいいのか。


どちらかを優先するのではなく、

できれば、長所を伸ばして、短所も改善することが理想です。

そして、

「長所を伸ばしていくうちに、自然に短所がある程度改善される」ということもあるようです。


人に対してコミュニケーションがすごく苦手なA君がいるとします。

A君は、いくら頑張ってもなかなか人の苦手が克服できないとします。

ですが、逆にA君の得意分野である、”ものづくり”で活躍し、みんなに認められていくうちに、

自信がつき、気がつくと周りの人に対して

普通に堂々とコミュニケーションをとれるようになっているということもあるようです。


長所を伸ばしていくうちに、短所も改善される場合もあるようです。




アスペルガー症候群について 74 (知っている、分かっている。)

2011-01-20 00:00:24 | 日記
アスペルガー症候群について、

「知っている」というのと、

「分かっている」というのでは、

大きな違いがあります。


知っているというのは、

○アスペルガーの人は、”こういう特徴を持っている。””こういう考え方をしている。”
ということを「知っている人」です。


そして、分かっているというのは、

○アスペルガーの人は、”こういう特徴を持っているから、こういうことで苦労をして生きてきた。”
           ”こういう考え方をしているから、こういう分野では活躍できる。”など、
その特徴の裏に隠された、本当の部分に気づいている人です。