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ヨッピーのアスペルガー症候群について

アスペルガー症候群という発達障害について書かせて頂いています。

ご質問への返答

2011-11-25 16:11:23 | 日記

ご質問

○現在、ご両親との関係はどうですか。


ー両親とは、現在は普通に会話をしています。
わたしが大学中退後にひきこもった時には、
しかられた事もあり、しばらくの間はほとんど会話はありませんでしたが、
わたしがアルバイトを初めても、なかなか人間関係をうまくつくれず長続きしなかったりしたことで、
わたし自身の抱えているコミュニケーションの不得意な部分を、
父親が少しずつ理解してくれるようになっていったのではと思っています。
以前のように「叱られる」ことが少なくなり、徐々に「見守り」の対応へと変化していったように思います。
そして、わたしが引きこもっていたときには、父親はわたしを海に釣りに連れていってくれたり、
いろいろなところへドライブに連れて行ってくれました。
そのことがすごく嬉しかったです。


今は、わたし自身はもともと普段あまりしゃべる方ではありませんので、
父親に対しても母親に対しても必要な時に必要な会話のみするというような日常です。
そして、父親は洋画やドラマが好きですのでときどき一緒にDVDを観たりしています。(わたしも洋画です。)
これからは、そういう時間を大切にしていきたいと思っています。








ご質問への返答

2011-11-25 16:08:50 | 日記
ご質問

○職場との関係でご自身気をつけていることは何ですか。


ーありがとうございます。

職場での関係で気をつけていることですが、

仕事の内容については、

「わたしがいつも任せられている仕事や、わたしにできる仕事」は、行うようにしているのですが、

「自分にはうまくできそうにない仕事(発達障がいのため)」の場合は、はっきりと出来ないことを伝えるようにしています。


もし出来ない仕事を頼まれた場合には、はっきりと断ってほしいと、

職場の上司からも言われています。

おそらく出来ないのに、”出来ます。”と言ってしまい、周囲に迷惑をかけるのではなく、

出来なければ出来ないと伝えることの方が大切だということだと思います。

ただ何でもかんでも、出来そうにないので断るのではなく、

出来そうなものは、できるだけ行うようにしています。


ただ、ここで問題なのは、

職場の上司が、わたしは何ができて何ができないか等の(発達障がいの特徴)をすべては把握していなかったり、

わたし自身、最初のうちはどういう仕事が苦手なのかをいまいち把握できていない面もありました。

いろいろな仕事をしていくうちに、自分のできることや出来ないこと、得意なことや得意でないことが少しずつ

分かっていくものだと思います。


そして、職場で気をつけていることは、

自分の発達障がいの特徴をあまり強調したり、周囲に分かってもらおうとし過ぎないことです。


職場に限らず、わたしの経験では、

自分の障がいを理解してもらおうとして、

周りにそのことを必死になって伝えようとすればするほど、

相手にとっては、言い訳をしているように聴こえてしまったり、

また、わたし自身も、

できない理由を”障がいのせいにしている”ように感じてしまうことがあります。

とりあえず、ほんの一部でも理解してもらえていれば、それでいいと思っています。

その他の障がいの特徴は、もしかすると時間とともに理解してもらえることもあるかもしれません。








ご質問への返答

2011-11-19 10:04:03 | 日記

ご質問

○発達障害の集まりで、ご自分の心を揺さぶられるような出来事がありますか。


ー毎月の例会(樹陽のたより)では、発達障がいを持った方も数名参加されています。
樹陽のたより自体は、
基本的には現在ひきこもり、または過去に引きもった経験のある方などが
主に参加されています。引きこもりの経験のある方の中には、わたしのように発達障がいを持った方も
います。
毎月の例会では、みんなでおしゃべりをしたり、トランプをしたり、近況報告をしたりしています。
近況報告では、
資格試験の勉強をされている方がいたり、アルバイトを始めたという方、また実際に働き始めた方など、
いろいろな近況(状況)を聞くことができます。
お互いに、それぞれが良い刺激になっています。
”自分も資格をとってみよう”と考えてみたり、
”自分も頑張れば働けるようになるのでは”と思うことができたりなど、
いろいろな希望も沸いてきます。
また、障害を持った方が無料で受講できる講座や、市内で行われるイベント等の社会資源の情報も知ることができたりします。
1ヶ月に一度の集まりではありますが、”自分が社会と繋がっている(属している)”という安心感も生まれてきます。
わたし自身は、心を揺さぶられることとしては、みんなと同じように、
”自分も何か始めなきゃ(資格を取る等)”とか、”今の仕事をもう少ししっかりやっていこう”など、
希望をもらったり、励ましてもらっているという感じがします。


←左のブックマークに、
”道南ひきこもり家族交流会「あさがお」と(樹陽のたよりも)」”のブログを登録させていただいています。

ご質問への返答

2011-11-06 22:56:48 | 日記

ご質問

〇障害は個性でしょうか。また、プラスと考えることはできるでしょうか。


ーありがとうございます。
できれば障害をその方の”特徴(個性)”として、受けとめることができればと思っています。
障害を持った方の劣っている部分だけを見てしまうと”障害”かもしれませんが、
劣っている部分がある反面、優れている面もあります。
発達障害の場合ですと、
場の空気や人の気持ちが若干読めないこともあるかもしれませんが、
一つの物事に何時間でも集中できる能力を持っている方も多くいると思います。

そして、障害を持っていることで、
人の心の痛みのようものを感じる優しさをもてたり、
人ができることが自分にはできない代わりに、
人ができないことが自分にはできるかもしれません。
できることなら障害をプラスに考えていきたいです。

また、矛盾するようなのですが、
わたし自身は、障害者と言われる事には抵抗がまだありますが、
それでも、発達障害が個性でも障害でもどちらでもいいようなところがあります。

きっと大事なことは、(ありきたりかも知れませんが)
その方が「何に困っていて」、逆に、「何が得意か」を知ることが一番大切なのだと思います。


そして、理想ですが、
目の見えない「視覚障害者」ではなく、
「目の見えない健常者」。

アスペルガー症候群(障害者)ではなく、
「アスペルガー健常者」くらいの気持ちをもてたらいいなと思っています。


ご質問への返答

2011-11-03 20:19:26 | 日記

ご質問

〇人が集まる所はあまり快適ではないと思いますが、人とかかわる仕事でやってみたいことは何ですか。



ーありがとうございます。
人が集まるところにいることに苦痛を感じる方も多くいらっしゃると思います。
わたし自身は、人が多く集まるところにいること自体は大丈夫なのですが、
以前は職場などで”雑談などのコミュニケーションができない状態で職場にいるとき”に、
気まずさやその場にいることがつらくなったりしました。
そして、わたしは人と接することが苦手なほうだと思っています。
ですが、なんとかこれから克服していきたいと思っています。

人とかかわる仕事でやってみたいことは、
とくにありませんが、
その場で瞬間的に判断しなかればならない仕事以外であれば、ある程度できると思います。
また、職場の環境もとても大事だと思っています。
人と関わる仕事をしている時(接客など)に、
職場の方の理解があれば、苦手な接客でも人によっては、楽しくできるのではと思います。