うめぼしだよりブログ編

タイトルの訳はおいおい説明していきましょう。

わたしのにくじゃが

2006-04-28 14:55:32 | 妻の日記
妻です。とても久しぶりな投稿です。
4月から職場ががかわり何となくバタバタしていますが、家族のおかげで元気にしています。

その家族が昨日からパリ・ロンドンの旅へ出発しました。
妹さん夫妻がイギリスにいるのでこの機会を逃しては!ということでおじいちゃん・おばあちゃん、そしておばあちゃんの弟さん夫妻も一緒のツアーを申し込み、一路イギリスへ旅立ったのです。

出発当日は私が休みだったので成田行きのバスが出るところまで送ることに。
出発間際、使いかけの豆腐やソーセージ、妹さんのために荷物に詰めていこうと買ったものの入りきらなかったお菓子などをもらいました。その中のひとつに「これは○ちゃん(私の名前)の肉じゃがね。お昼に食べてね」とタッパーに入った肉じゃががありました。
おかずをいただくことはしょっちゅうなので、いつものように「ありがとうございます」とその場は流れ、お昼には別のものを食べたのでそのタッパーは夕食になるまでみていませんでした。
いつもなら夕飯はおじいちゃんおばあちゃんのうちでいただいていますが、今日から8日間はアパートぐらしの核家族。今夜のメニューは夫のリクエストでミートソーススパゲッティ。他に、もらった押し豆腐を使って豆腐とチンゲン菜の炒め物。他に何かあるかなーと取り出したのが昼間もらった肉じゃが。
ほんとにひとり分です。それをみてなんだか、とてもしあわせな気分になりました。
だって、”わたしの”肉じゃがだから。
「私のお昼に」といれてくれたおばあちゃんのやさしさをひしひしと感じ、しあわせな夕食となりました。

びば!ゲド戦記

2006-04-18 04:55:23 | なんでも日記
7月にゲド戦記が封切られることになった。
http://www.ghibli.jp/
妻の情報をもとにスタジオジブリのHPをのぞいてみると、
映画の予告編が公開されているではないか。
予告編みただけで、じーーん(涙)ときてしまった。

ゲド戦記をはじめて読んだのは中学生のころ。家にたまたまあった
第1巻をよんで、ファンタジーの世界に酔いしれた思い出がある。
もともと本を読む習慣・くせが身につかないまま
大人になってしまったが、
それでもときどき、時間のたつのを忘れて読みふける本に
出会うことがある。(年に1回くらい)

ゲド戦記はそんな本の中でも一番のお気に入りのひとつだったが、
長い間第2巻以降を読んでいなかった。
第2巻を読んだのが高校生の時かな、
第3巻以降は就職してから、町の図書館で借りて読んだ。
HPで宮崎吾朗監督も述べているが、魔法を世界の真理を探求の
礎ととらえているところ、自らとの戦いについて深く書かれているところが
おもしろいと思っている。

ジブリのHPをみて、自分のお気に入りのゲド戦記が
宮崎駿の映画づくりに大きな影響を与えてきたことを知り、
とてもうれしかった。

とともに、予告編をみて涙する自分に
ちょっと酔っている。
まぁ、三十路にもなって大人気ないともいえるが、
自分もまだ若いところが残っている。

今から公開が楽しみだ。
こどもには悪いが、今回は妻と二人で、劇場でみるぞ!

予告編、おすすめです。

今日は新幹線で出張中なのだ

2006-04-13 08:00:57 | なんでも日記
最近のあさひとみずきのひとことから。
あさひ
仕事から帰ってきて、あさひに会いたかったよと言う私に「さみしかったでしょ。でもだめなんだよ仕事しないと、お金がもらえないから」
…息子よ、成長したな。涙
みずき
(あさひのマネをして)かじりかけの食べ物を持って「これなーんだ、てのちゅくの(このかたちでてがつくのなんだ、の意)」
…答えはいつもてがつかない。正解は「おいもー!」とか「りんごー!」とか、そのものの名前である。合掌

それぞれの春

2006-04-04 23:26:03 | まじめ日記
2006年4月4日午後10時40分、奇跡的に目が冴えている。
こどもらと妻はすやすやと寝息を立てている。

妻は仕事が変わった。今まで育児時間の利用が可能だったが、4月3日からフルタイムに復帰。毎日文字どおり目が回るような忙しさのようだ。
あさひはひよこ組に進級。26名のぴよぴよ組から、一挙に10名以上増えて、クラスがさらにふたつに分割。ひよこ組のなかの「きいろ」と「しろ」に分かれるようだ。担任の先生はもちあがりが1名、一昨年の先生が1名、新規採用の先生が1名。
先生も大変だが、おちびさんたちも急にお兄ちゃんらしくお姉ちゃんらしくふるまわなければならず、大変だ。
みずきはたまご組に進級。これまた知っている先生なのはいいが、こちらも人数が増えたようだ。
おじいおばあも、われわれ家族が路頭に迷わないよう、サポートに余念がない。本当に、冗談抜きで足を向けて寝られない(笑)

それぞれの春、実質的にはまだ2日だけどみんな笑顔で過ごせていて、唯一変化のない私は、その姿に励まされている。

本当はみんなを励ます立場にいるはずなんだけど、逆に励まされている。
もともとあまりリーダーシップをとらない人生を歩みがちだから、4人家族の大黒柱になろう、とすら思っていない。ただ、各々の存在そのものがお互いの役にたてている、ということを強く、きっぱりと発信し続けることの旗振り役は担いたいと考えている。
それぞれの人生は各々が選び取って構築していくものなのだけれど、それには、各々の存在そのものが深くかかわっていけるはずだ。こどものやることに親が口をはさむのではなく、かといって大人扱いして不干渉をきめこむのではない関わり方がきっとあって、それがうまくいっている家はとても居心地がいいはずなのだ。

ああ、なんかしりきれとんぼ。