宮本信子。久しぶりにその姿を見る。石橋蓮司との相性はぴったりね。森本レオまで出演してるのだから、豪華。
定年退職したシニアが喫茶店で集いながら事件を解決していくって、これはシニアの求めるドラマだね。なんかほのぼのしていて良し。
『あらすじ』
教職を定年退職し、今は亡き夫が残した喫茶店「さくら」を営む元中学教師、桜井さくら(宮本信子)は元気で明るい熟年世代。「さくら」の常連客には、スーパーの店長だったがつい最近定年を迎えた木島啓吾(石橋蓮司)や、元新聞記者で現在は作家を目指す杉本孝(角野卓造)、元電気量販店勤務で、今はリサイクルマニアとなった畑中裕司(森本レオ)らがいる。いずれも定年退職後の生活を楽しんでいる。
ある日、喫茶店に、さくらのかつての教え子、丸山江里子(植松真美)が飛び込んできた。勤めていたリハビリセンターを突然、解雇されたのだという。センターの所長、岩倉栄作(中根徹)に不正疑惑を抱いたためだった。怒る江里子をなんとかなだめるさくら。だが、その夜、所長の岩倉がリハビリセンターで何者かに殺害される。
翌朝、江里子が殺害容疑で連行されたと知ったさくらは、江里子の同僚でさくらの元教え子、原口由紀乃(遠野凪子)に事情を聞きに行く。彼女は江里子のことを心配し、自分の無力さに落ち込んでいた。そんな由紀乃に、さくらやセンターに入院する橋本恵子(山口美也子)が温かい言葉をかけて励ますのだった。
江里子の無実を晴らそうと、娘、美奈(野波麻帆)の心配もよそに木島や杉本、畑中とともに事件の真相解明に乗り出したさくら。