サッカークラブ事務局日誌

横手FC・横手市サッカー協会・東北クラブユースサッカー連盟の事務局日誌です。

28年目の7月1日

2009-07-01 11:26:27 | その他
一人の若者が・・・

早稲田大学ア式蹴球部で加藤久らと同期で4年間頑張り、卒業後秋田大学専攻科に入学しサッカーの指導者を目指していたが、志半ばで。。。

あの日、秋田の病院に見舞いに行った日、1981年7月1日

暑い日でした

その年の5月に東京から女房そしてお腹の中の長女と一緒に帰ってきたばかりで、毎週の如くお見舞いに行っていたけど、ついに彼はグラウンドには戻ってくることはできませんでした。

あの日、仕事で横手に戻ろうとした時、

『おれもいく!』ってはっきり言ったのです!

今でもその言葉は耳に残ってます。

でも、そこから病状が一転、意識も戻らず。。。

もしかすると、『おれもういく!』と言ったのかもしれません。

あまりにも、あまりにも、若すぎる旅立ちでした。

告別式には、同期を代表してマリノスに入社したての中村さんが駆けつけてくれました。

あれほど、涙の止まらない告別式は未だに経験したことはありません。

ヴェルディになる前の読売クラブそして日本代表で活躍していた加藤久さんは、数年後忙しい中を一人でお墓参りに来てくれました。


不思議と7月1日は晴れが多いんです。それまで雨が降っていても、なぜかこの日は・・・今日も朝方雨でしたが、お参りに行ったころには雨もあがってました。

そんな28年目の7月1日ですが・・・彼の志を継いで、横手のサッカー普及に頑張っていかねばとあらためて感じた次第です。

彼の名は「大塚健一郎」

彼の分も頑張ります!!!

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