一昨日、母を連れてグリーンセンターに行きました。
仕事は沢山残ってたのですが、お天気がとても良かったので
お弁当を持って連れて行ってあげたいと思いました。
行って正解でした
園内を歩き始めて、母の様子がおかしいのに気づきました。
歩くのがとてもしんどそうでした。
どうした？大丈夫？と聞くと「なんか変」と言いました。
よほど、直ぐ施設に戻ろうかと思いましたが、最近、歩いていてよく疲れた、というので、それと同じような気もしました。
少し良くなった、というので、お弁当を食べました。美味しい美味しいと言って食べました。
心配だったので、早々に引き揚げました。
車に乗る時、左足をあげるのに苦労してました。一瞬「もしや？」と思いましたが、「まさか」と思い打ち消しました。
施設に戻り、職員や介護士に聞いたら、この２～３日元気が無く、休んでる事が多かった、と言いました。
ただ、血圧は正常だし、食事もしてるので、全く心配してないようでした。
職員さんにそう言われて、私もそうなのかな？と思い、その日は施設を後にしました。
夜、主人が帰ってきて、母の様子を話したら
「それは、脳梗塞かもしれない、明日直ぐに医者に連れていけ」と言われました。
どこで受診するか？
夜中眠れぬ頭で考えてる中、ハッと浮かんだお医者さんがありました。
脳神経科の医者です。私も以前ＭＲＩを撮った事があります。
個人病院ですが、素晴らしい設備の整った医者です。
ただ、今日の明日で予約が取れるか・・・と思いＨＰを見たら「一般は予約なし」と書いてありました。
やった～と思いました。
今の母に 一番ある可能性は「脳梗塞」です。先ず、そこに行こうと思いました。
行って正解でした。
朝、施設に電話し、８時に迎えに行き、９時に医者に着きました。
母をちょっと診ただけで、先生はすぐに「ＭＲＩを撮ります」と言いました。
症例を沢山見てる専門家です。確信のある言い方でした。
そして、脳梗塞でした。
脳梗塞は早期発見が一番です。発生から多分４日経ってます。もう手遅れかもしてません。
前日は未だなんとか歩いてた母も、その日は可なり歩行困難になってました。
先生は、直ぐに病院を紹介して下さいました。
「今から直ぐに行って下さい！」と言われ、車を飛ばしました。
脳神経外科の専門病院です。
写真を見た先生は、直ぐに「入院して治療に入ります」とおっしゃいました。
ベット数の多くない病院です。入院出来る事は奇跡だ、と思いました。
母は認知症なので、病院側に余計な手を煩わすことになります。
それも考慮に入れて、入院をさせて下さいました。有難いです。
脳梗塞は治りません、でも、進行を停める事は出来るかもしれません。
それと同時に怖いのは、認知症の進行です。
入院をすると、認知症はもの凄く進んでしまいます。父もそうでした。
すこしでも、それを食い止めるため、私は面会時間内は極力母の所に行って言葉を交わし
刺激を与え、安心感を与えてあげたいと思ってます。
点滴、嫌がってました。一緒に帰りたがってました。
手袋をされ、ベットに縛り付けられるんだろうな、と思うと心が痛みます。
施設の対応に正直言って不満はあります。
しかし、気づくのは・まもるのは・行動するのは家族しかいません。
入院の荷物を取りに施設に行ったと時、職員は通り一遍の対応でしたが
介護士の人達は「びっくりした」「大丈夫？」「元気出して」「頑張れ」「又ここに戻ってきてね」
と、言って下さいました。嬉しかったです。
一昨日、母と一緒に見た花です。
全く表情に元気が無かったです。
気づかなくて、本当にごめんなさい。
