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宮冨 miyatomi ガラスと日々あれこれ 

神奈川県足柄上郡松田町寄(やどりき)にある宮冨ガラス工房の活動や、日々のあれこれを綴っています。

展覧会のお知らせ(福岡)

2014-05-29 19:29:10 | 日記



宮尾洋輔 ”蓋物”



トガシヨウコ "plant" ペンダント



日中は少し汗ばむ季節になりました。
カエルの声もだんだん大きくなり、まもなく蛍も見えるようになります。
この度、福岡でのグループ展に出品いたしますので、お知らせいたします。

2014 工房自慢のガラス展(グループ展)
ギャラリーぶんかとう
2014年6月7日(土)~6月14日(土)AM11:00 ~ PM6:00
Address
福岡県行橋市西泉7丁目16-21
Tel 0930-23-5653
URL http://www.bunkatou.com/

平成筑豊鉄道 美夜古泉駅踏切り前

「まとう彫刻」展が始まります。

2014-03-17 21:23:52 | 日記

ようやく日中は暖かさを感じるようになりました。
山を下ったあたりの河津桜は満開です。



◯「まとう彫刻2014」
会期:2014年3月20日(木)~26日(水)
12:00-19:00(26日は17:00まで)
場所: ギャラリー空箱
東京都渋谷区恵比寿西2-11-7 
TEL/FAX 03-5489-8882

この企画をして下さるエトノスさんのページ http://kentarosenuma.jimdo.com/produce/2014matou/
ギャラリー空箱 http://www.soranohaco.com/exhibition/index.html
↑詳細はクリックしてください。
*冨樫葉子の「まとう彫刻」を出品いたします。ご一緒させていただく7人の作家さん達は経験豊かで質の高い作品を制作されています。
とても楽しみにしています。

以前「おしゃれは我慢よ!」と、おしゃれの為なら重たいジュエリーもつけるべき!とアドバイスをいただいたことがあります。
でもやはり自分が付けるなら肩の凝らない軽くて空気みたいなものがいいな、と思いながらガラスで丈夫なものを作ろうとすると、どうしても大きくて重いものになってしまい、長い間葛藤がありました。

今回は、シルバージュエリーを制作する友人にシルバーのロウ付けなどをお願いして作ったブローチなどを展示させていただきます。



グラスを作る時と同じ道具を使って小さなガラスを吹くのは結構難しくて失敗も山ほどです。
植物のらせん構造のように白いガラスを使って模様を入れました。グラスの口の部分のような開いた形ではなくて球体のように閉じた形なのでちょっと落としても割れにくい強さがあります。



また、去年から始めた「自然のかたち」のドローイングシリーズも今回紐を通せるようにしてペンダントに出来るように作りました。今まさに木の芽が芽吹く季節。そのエネルギーを想いながら息を吹き込みます。
木の実がはじけて種が落ちた後の形や、貝、花などからイメージしています。こちらは付けやすさ、割れにくさよりももう少しフォルムを優先させています。
「どうして、自然の中を歩くと見つけた松ぼっくりを拾いたくなるのかな?」
そんな風になれたらなあ。


宮冨ガラス工房のホームページは → http://www.scn-net.ne.jp/~miyatomi/miyatomi_glass_studio/gong_fugarasu_gong_fang.html

美容室へガラス作品を設置しました(横浜市港南区)

2014-02-20 22:26:56 | 日記
先週末は記録的な大雪で関東地方全体で沢山の被害が出たようです。皆様の地域は大丈夫でしたか?
私達の工房は御殿場に近い山間部にありますが、例年1~2度降る雪とあまり大差なく、翌日には除雪車も動いて大事に至らずに済みました。

しかし今回、大雪が予報されていた翌日にガラス作品を設置することとなり、高速道路の通行止めや渋滞などでハラハラしましたが、何とか無事に完了しました。

設置場所は神奈川県横浜市港南区です。京急本線上大岡駅から徒歩7~8分くらいでしょうか?駅前からこの通りにかけて、美容室が数軒置きと言っても良い程沢山あります。
私達がガラス作品を搬入した美容室は元々動物病院だったそうです。今週末、2月22日(土)にオープンします。




駅から歩いてくると、ダークブルーのハサミの看板が見えます。この通りは美容院が多いこともあり、そのシンボルにもなればということでデザインさせていただきました。(こちらはガラスではないのですが。。)大きいので遠くからも目立ちますね。



このハサミで更に美しく!



正面から。(店名のRNの文字はオーナーさんがデザインされました。)
店鋪の正面のガラスに宮尾洋輔の作品 ”Ripple"をはめ込ませていただきました。今までで最大サイズの幅170センチ、高さ2メートルちょっとあります。このサイズを短期間で1人で制作することはとても困難で、沢山の方々のご協力をいただき実験を繰り返してようやく完成しました。
美しく生まれ変わる為の異空間への入り口、というイメージから制作が始まりましたが、人々の輪が大きく繋がっていくというイメージにもなりました。



外光の反射で店内の様子が丁度良いぐらいに見え隠れします。



店内から見ると、外の景色が良く見えてマジックミラーのような効果があります。



店内入り口。女性的な優しい内装で、ゆったりと贅沢な時間を味わえそうです。



シャンプー室との仕切部分には冨樫の作品を。店の外から見た時に外のガラス作品と丁度重なる位置になるので、外のガラスの凸凹を強調し効果的に見せるため、また店内をより広く開放的に見せるために鉄のスリットに作品を挟み込むことにしました。

短期の制作期間でしたが、色々な部分にアイディアをいれていただき、また過去最大級のサイズにもチャレンジ出来、この機会をいただけて本当に感謝しています。
また、この新しい美容院に沢山の方が訪れていただけるように願っています。

このプロジェクトでお世話になった皆様と高橋さん、高山さん、ありがとうございました!


場所:ヘアーデザインRN(アールン) 港南区大久保2-8-26  ←地図

設計/施工:有限会社高橋ハウジング http://www.takahashi-housing.co.jp/index.html

宮冨ガラス工房ホームページ  http://www.scn-net.ne.jp/~miyatomi/miyatomi_glass_studio/gong_fugarasu_gong_fang.html

「光のおにごっこ」宮尾洋輔と冨樫葉子のガラスアート展

2013-11-22 20:29:05 | 日記


工房周辺は、紅葉が美しい季節です。
工房の中は真冬のような寒さですが、今年もあと少し!

今月末から来春にかけて岡山県の妖精の森美術館で展覧会をさせていただくことになりました。最初に企画を伺ったのが2011年の春。。作品もそれから少し成長できたのでしょうか。

お近くにお住まい、またはお出かけのご予定がございましたら、是非お寄り下さい!

妖精の森ガラス美術館2013年冬期企画展
「光のおにごっこ-宮尾洋輔と冨樫葉子のガラスアート」展

<開催趣旨>

「宮尾洋輔さんと冨樫葉子さんは、光を透過・反射・屈折させるというガラス特有の特性を生かしながら作品を制作しています。宮尾さんはフロートガラス(窓板ガラス)に熱を加えて折り曲げ、穴を開け、積層し、ガラスに平滑面と歪んだ面との対比を生じさせながら立体作品を組み上げます。冨樫葉子さんは、板ガラスの表面に凹凸状(カマボコ状)の溝をつけることで、ガラスの裏側に描かれた絵柄が見る人の動きにつれて変化する「ガラスフォログラム」という技術を開発しました。いずれも立体と光が交錯し、作品とその周辺が見る角度によって変化する多彩な表情を作り上げています。
光を追う二人の作業がちょうど「おにごっこ」のように見えるので、本展を「光のおにごっこ」と名付けました。斬新な発想による変化に富んだ視覚効果をお楽しみ下さい。」


会  期:2013年11月27日(水)~2014年3月31日(月)
会  場:妖精の森ガラス美術館2階企画展示室
主  催:妖精の森ガラス美術館
協  力:宮冨ガラス工房

〒708-0601 岡山県苫田郡鏡野町上齋原666-5   TEL:0868-44-7888
http://kanko.town.kagamino.lg.jp/fairywood/exhibition/


宮冨ガラス工房のホームページは、http://www.scn-net.ne.jp/~miyatomi

MIYATOMI 秋の展覧会のお知らせ

2013-10-21 12:29:15 | 日記


10月、11月前半の展覧会のご案内です。

◯東京芸術大学ガラス造形研究室展 2013.10.17(木)~11.4(月)
10:00~18:00 東京芸術大学上野校舎内藝大アートプラザ

東京藝術大学の大学院にガラス造形研究室が発足してから8年目になります。
教員、元教員、在校生、卒業生32名の展覧会です。冨樫葉子作品を展示します。

http://www.geidai.ac.jp/facilities/artplaza.html


◯IFFTインテリアライフデザインリビング 2013.11.6(水)~8(金)
東京ビッグサイト 東4・5ホール

ガラス素材を使って作家としてまたは職人として活動をしている9つの工房が出展します。
新たなガラスの可能性を提案し、発信します。
また、9グループのデザイン・建築家とのコラボレーション作品も展示いたします!宮尾洋輔の作品を中心に出品いたします。

http://www.mmfcservice.com/ifft13/ja/search/detail.htm?id=15212
http://9lass-hikari.tumblr.com


◯陶とガラスの花器展 2013.11.8(金)~17(日)
ギャラリーHIPPO

ガラスと陶器を素材に活動する作家のグループ展です。冨樫葉子の花器を展示します。

http://www.gallery-hippo.com


◯ 妖精の森ガラス美術館2013年冬期特別展
「光のおにごっこ」宮尾洋輔と冨樫葉子のガラスアート展

会  期:2013年11月27日(水)~2014年3月31日(月)
会  場:妖精の森ガラス美術館2階企画展示室
主  催:妖精の森ガラス美術館
協  力:宮冨ガラス工房
〒708-0601 岡山県苫田郡鏡野町上齋原666-5   TEL:0868-44-7888
http://kanko.town.kagamino.lg.jp/fairywood/exhibition/


宮冨ガラス工房のホームページは、http://www.scn-net.ne.jp/~miyatomi