Chaos

*:・'゚☆

日本の新型コロナはこれからが本番で夏以降も~武漢同様と中国

2020-02-27 | その他



medRxivによれば、プレプリント記事として
COVID-19(新型コロナウイルス)の進化を推定するため
中国政府が毎日発表する確認症例と治癒症例の累積数に基づき
統計的時間遅延動的モデルを採用し
中国のさまざまな地域で起きた、COVID-19発生傾向を効果的にシミュレート
および予測しています。

そして、同モデルを適用し、日本でのCOVID-19の広がりを追跡しています。
現在、日本での感染傾向は、中国・武漢の初期の傾向と著しく似ていることがわかります。
したがって、「効果的な制御手段がすぐに実行されない場合、日本での急激な発生の可能性があり、重大な懸念を引き起こす可能性があります」
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2020.02.21.20026070v1
※記事内のPDFに詳細が出てます。

同ソースを元にした別件記事では、中国政府が日々発表しているデータを照らし合わせると
現在の日本は、武漢の初期と同じ道を歩んでおり、10万人規模の被害が推定されるとの事です。

プレプリント記事は、2月23日にプレプリントを取り扱うmedRxivに掲載された物で
復旦大学と他の機関による研究者チームによって日本の置かれた状況を解析し
日本ののCOVID-19パンデミック軌道をシミュレートするために、新しい動的遅延統計モデル(Fudan-CCDC)を確立した。
結果、日本の現状況は、武漢初期と非常に似ていることがわかった。


チームリーダーの復旦大学という学校は、中華人民共和国で100年の歴史を持つ国立大学。
数多くの国家重点実験室を持っており、同国内では国家重点大学との位置づけがされている。

日本国内では、2月半ば過ぎ辺りから、新型コロナウイルス感染者が地域を問わず増加傾向にあり、プレプリント記事グラフを見る限り、収束どころか3月以降も継続し
なかには、夏場にかけて感染者が激増するという恐ろしい状況だと
中国の研究者チームが警告を促している。

プレプリント記事というのは
基本、研究者は十分な調査・研究を行ったのちに、学会や専門誌へ発表・掲載されるという一連の流れがあるのだが
そこへたどり着くまでに膨大な時間を費やしてしまうため
今回のような事態では緊急に研究論文を発表できるという
最近、流行りとなりつつある論文スタイル。


プレプリント記事のとおりであれば、2020東京オリンピック開催は無理?

ここにきて、2020東京オリンピックは来年開催の話も浮上しているが
今後、新型コロナが日本国内でアウトブレイクした場合
景気はさらに落ち込み、オリンピックどころの騒ぎではなくなっているような気がする。

今や、巨大商業イベントと化し、お金や利権が大きく絡んでいるだけに
関連する金主たちにしてみたら、1年延期するだけで相当な打撃を受けるのではないだろうか?

なお、オリンピック史上、中止は過去に5回行われており
実は、1940年東京オリンピックというものが開催予定で準備が進められていたが
日中戦争(支那事変)の影響から日本政府が開催権を返上、実現には至らなかった
という経緯がある。
皮肉な事に、今回も中国絡み。

そもそも、日本の感染者数が少ないのは
「検査をしていないからなんです」
検査をしなければ、感染者は増えないです。
しかし、日本全国で感染者は出てきている。

そして、軽度な症状の人は家で寝て、外出しないように。
と、政府の思いやりある暖かいお言葉を頂戴しております。

これどうやって判断すれば良いんでしょうね?


すでに海外では日本への渡航規制がかけられている状況下
ワクチンも治療薬も無いのにも関わらず、お金儲けのために
外国人を呼ぶなんて、真のおもてなしではない。