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100年前のNY動画がAIで4Kリアル再現

2020-02-25 | その他

動画は、1911年に撮影された米・ニューヨーク市の古いモノクロ映像を元ネタに
高解像度・人工知能を使用し
Topaz Labs・Gigapixel AIやDAINなどのニューラルネットワークを活用した
アルゴリズムにより作成後
色付けを行い、毎秒60フレーム、4K品質にて再現されたものです、

これらはオンライン(一部フリー版もある)で利用でき、Gigapixel AIはWebサイトに従い「画像を分析し、詳細と構造を認識し、画像を完成させる」アルゴリズムを使用している。
との事。


自由の女神、バッテリーパーク、ニューヨーク港、5番街のフラットアイアンビル
などが自然な形で映ってますね。

動画の元ネタが1911年に撮影されたという事は
3年後の1914年に開戦した第一次世界大戦前という事もあり
当然、人々の悲壮感めいた物は感じられず、牧歌的な印象が感じ取れる。

当時の米国は大量の移民を受け入れており、主に欧州系の東欧・北欧・アイルランド人たちが大勢移り住んできたため、ほぼヨーロッパ人だらけ。

街のイメージとして驚いたのは、普通に白人と黒人たちが
道の真ん中を互いに歩いている状況からすると、移民が多かったからか
表面的な差別はあまりなかったのかも知れない。

ただ、帽子や日傘、フリル多用のドレスを着た女性たちは、全て上流階級の人たちなので、根底部分には格差社会による差別が有ったに違いない。

あと、ビルが乱立し、トロリーや電車が人々の交通手段となり
車は少ないが、道路も綺麗に整備されてますね。

100年前の日本の様子モノクロ動画も普通に存在してるんだけど
日本の都市部でさえ、普通に砂利道で建物は全て木造。
人々の衣類は全て着物着用。
そのまま江戸時代の様子と言っても通用するレベル。

というか、100年前の映像の多くは画質そのものが悪く
早送りをしたような滑稽な動きをしているので
今、見るとそもそもの違和感があるんですよね。

100年前のNYの街並みや、人々を現代視点で見ても
不思議に、あまり違和感は感じられないです。