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SORA3500ロードをフラットバー化、しかしパーツが無い→無事クリア

2021-11-16 | その他


放置状態にあったシマノSORA3500系ロードバイクをフラットバー化するにあたり
フラット用・3500系シフター・ブレーキレバー、ハンドル・グリップを購入しようとしたところ
現在フラットバータイプの3500系シフター、ブレーキレバーは、どこも販売終了になっていた。

シマノに電話したところ3500系シフター・ブレーキレバーは、やはり販売終了との事。

ただ、3500後継の3000系シフター(SL-R3000)とブレーキレバー(BL-R3000)は販売しているので3500系をフラットバー化するためには2つの方法がありますと言われた。

1.3000系でフラットバー化する場合、シフターは3500のリアディレイラーをそのまま動かせるが
フロントディレイラーには対応していないため、フロントディレイラーを3000系に交換する必要がある。
2.もしフロントディレイラーを日常的に使用していない場合、フロントディレイラーは交換せず、ダミー化するのなら、3000のシフターで使える。

ブレーキレバーの方は、3500と互換はあるので普通に使える。

現状、3000用シフターを流用するしか方法はない。

そこで、なんとか3500系シフターを入手できないものかと
再度、国内のネットをくまなく探したものの、やはり3500系シフターは売られていなかったのだが・・・
ひょっとしたらと思い、アリエクにて検索したところ3500シフターが売られていたのを発見!
不安感を募らせつつも、直ぐに購入したのだが、1週間待たされた後
3500ではなく3000は駄目かと言ってきたので

ダメ、ならばキャンセルすると言ったら
3日後に、我々は3500を持っているので、もう送ったと言われ
疑心暗鬼になりながら到着を待っていたも、eパケットだったのにもかかわらず
その後到着したのは1か月半後。

到着したシフターは驚く事に、シマノの説明書をクシャクシャにした状態でシフターを一つずつ
まるで焼き芋を包むかのような感じで、戦時中の東南アジアを彷彿とさせる小さな段ボール箱に入った状態で送られてきた。
※ケーブルは付属。

ブレーキレバーの方はアリエクで3500が売られていたのだが
問い合わせをしたところ、販売終了と言われたので
やむなく日本国内・ヨドバシで3000のブレーキレバーを購入したものの
なんの連絡も無いまま1週間待たされたあげく
販売元が発送できるのは12月半ば~1月半ば。
キャンセルは出来ますよ
という連絡がきたのだが、この時点で9月半ばだったため
3~4か月待つのは辛いので
アリエクで3000系ブレーキレバーをチェックしたところ、売られており
いつ発送できるかと尋ねたところ、直ぐに発送できると言われ
即購入~eパケだったが約3週間後に到着。

こちらは、一応エアパッキンで梱包されていたのだが、ケーブルは付いておらず
やはり、小さな同様の段ボールにて送られてきた。
※共に型番の刻印・シールは付いている。

同時期に、グリップ・バーエンドもアリエクで入手。

ハンドルはカーボンの安いのが有ったも、デカいサイズしかなかったため
国内にて540mmのアルミハンドルを購入。

全てが揃った状態で交換作業を行い、動かしてみたところ
シフター・ブレーキレバー共に全く問題は無く、相性も良く作動し
SORA特有の小気味よくカチカチと変速する感覚&音に全く違和感は無かった。
もちろん、心配していたフロントディレイラーも普通に動いたので一安心。


アリエクでシマノ製品を購入するにあたり、何が心配だったのかというと
不良品だった場合は、返金してもらえばいいと考えていたのだが
はたしてガチ物なのか?
この1点につきる。

ただ、実際に取り付けて走行した感じ、おもちゃなら何らしかの不具合が出るはずだし
見た感じも普通に安っぽさはなくシマノ製にしか見えない。

現状、シマノ製品は世界中に供給されており
日本と比べ人口比率の高い中国には、それなりの量が割り当てられていたと思われ
結果、たまたま中国に古い在庫があったのではないだろうか?

単純に考えて、SORA3500や3000のパーツのパチ物を作ったところで
さほど需要は無いだけに、利益につながりにくい事から
恐らくガチだと思います。

というか、交換作業後50km位、走りながらブレーキとディレイラーのチェック&調整しながら走行したも
ケーブルが新しいという点を差し引いても、さほど再調整は、ほぼ必要なく
一番心配だったリアディレイラーに関しては、通常行っていたシフトケーブルを交換後の感じと全然変わらない状態だった。

フロントディレイラーは、ケーブルをつないだだけで普通に動作し
その後ボルトを2回し位締めただけで、完ぺきにチェンジしており
快調に動く状況からして問題ない。

ハンドルは540mmで正解でした。
長いと、取り扱いがわりと大変。
特に、ある程度人が流れている歩道のような所を通過するときなどは
絶対短めのハンドルの方が安全だし、タイトにハンドル操作が出来るのでお勧め。
というか、ロードに乗ってる人は短い方が合うはず。

ブレーキレバーに関して
ネット上で、フラットバーにしたらブレーキが効きすぎる・・
みたいな記述を見かけるも、当初シマノに電話で確認したさい
プレーキレバーのタイコを通す位置が、Vブレーキとキャリバーブレーキでは違うので、ロードについているブレーキそのものを継続使用するのであれば、キャリバーブレーキの方へ位置を変更しないと効きすぎますよ。
と言われていたので、現物を確認したところ
確かにタイコを通す位置がプラスドライバーで外して変更できるようになっており
小さな文字でV・Cと位置指定が書かれてあった。
これ、初期状態ではVの位置に設定されていたので
そのまま使用してる人はいるんじゃないのかな。
※見ただけではわかりにくい。

結果、フラット化したブレーキは、以前より効きが良いです。

個人的に、ロード2台とクロスを持ってるんだけど
ロードの方が軽く、速く走れるのは当然の事として
信号の無い舗装された道路を延々と走り続けるのであれば、絶対ロードの方が快適で楽しい。
しかし、都内走行の場合、たびたび信号等で止まりつつ、走る、の繰り返しになるため
50km~の中長距離を走るのであれば帰宅後の疲労感はスペックの低いクロスの方が少ない。
これは恐らく、長時間乗車した場合、空力抵抗は受けるものの
背中の曲げが少ないクロスは腰や背中周辺の負担が低い事に加え
ブレーキングのストレスが軽減される点は大きいと思う。

というのも、ロードの場合、前傾姿勢で
上半身の重心を不自然な形にてハンドル前に置きつつ
ブレーキレバーを手で引き寄せる形になるのに対し

クロスは、上半身の重心が、ほぼ地面に対し垂直状態であり
常時、真上からフラットバーに手を置いて
ブレーキをかけるさいには上から握るという形で行う事により
力を要せずより強くレバーを引けるので
ブレーキングの安全度は非常に高い。

また、ロードよりも、握力がかからないため
距離を走ると、握力疲労が少ない分、体力全体の疲労も少なくなっているのだと思われる。

例えば、筋トレグッズの握力レバーを50回行った場合、わりと心臓に軽く来て
微妙に疲労感が出る事からも明らか。

まとめとして
今回、ハンドルを変えたことにより同じ自転車であっても
ブレーキ力の違いが大きく、非常に安全性を感じることが出来た。

やはり、ドロップの場合、走行中の手の置き方によってはノーブレーキ状態になる可能性が高い点も、ある程度ストレスにはなっていると思う。

その点クロスは常にブレーキレバーに手をかけられる。

費用も自分でやれば安く仕上げることができる。


個人的にロードバイクは好きだけど、軽く、早く、そして安全なクロスにして正解だったなと思ってます。





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