釜石の虎舞い

被災地・釜石のみんなを元気付けようと”虎舞い”が行われたというニュースをみた。子どもの頃から見聞きし親しんだ、虎の舞いと太鼓・笛・ジャンの音とリズムは、すっかり染み付いて？いる。
尾崎虎舞　浪板虎舞　などが、さっそくにまちに繰り出した。
虎舞いの連中みんなが、それぞれに被災者で、不憫な辛い毎日を送っていることは想像に難くない。
だからこそ、虎舞いを取り巻く人々に元気を与えることになるんでしょう。
市内青葉通りの一画には、虎舞いのモニュメントがあった。その前に立つと、ッテケテンテンテン・ドンドン・・、自然に虎舞いのリズムが口を突いて出る。お祭が終わった後でも年中、釜石を奮い立たせてくれていた。今その形跡はない。

「おいでんせ、のんべい横丁、鈴熊のすし、あの味と雰囲気が消え失せてしまった。

市内には数々の虎舞い連中の方がいるようですが、・・・
瓦礫の後片付けや、町の復旧に忙しい日が続いて、まだまだ虎舞いの行動に動けない方々の気持ちが、判る様な気がします。