東日本大震災チャリティー:報道写真展とコンサート(いわて銀河プラザ)

2011-05-04 00:39:51 | 3.11大震災・釜石
救援チャリティー報道写真展 
有楽町朝日ギャラリー マリオン11階
11時開場の10分程前に着いた時にはもう、入場を待つ人々で列が出来ていた。
3万人近い死者・行方不明者は岩手、宮城、福島を中心に、北海道から茨城、千葉、東京、神奈川にまで及んだ。そして福島第一原子力発電所の事故。その時、何が起き、今、何が進み、これからどうなろうというのか。

そう広くない会場に、震災の生々しい現場からの報道写真と震災発生直後からの新聞や雑誌が並ぶ。人の波はゆっくりで、写真を観る人の表情は一様に固い。メモを取る人や思い余って目頭を押える人も。

「無常」 
どん底は続かない どんな不幸の中でも希望の見える世界を信じて・・・、と、瀬戸内寂聴さんの寄稿をはじめ連載記事も。
「人間はいつの間にか思い上がり、自然の力をみくびり続けてきたように思われる」

春の甲子園野球の選手宣誓は、「16年前、阪神淡路の年に生まれた。人は仲間に支えられることによって大きな困難を乗り越えることが出来ると信じています。生かされていることに感謝して、正々堂々と戦います」

復興へ息の長い支援が大事 より多くの共感の輪を

跪(ひざまず)く・・・、
跪いて大地に触れる 
跪いて人間の手を握る 
跪いて他人と目線を同じくする
  これからは、立ち上がって、少しづつ、ひとつづつ、前へ進もう

一歩外へでたら平和の装いが、広がっている。丁度正午を告げる服部時計店の鐘の音が聞こえた。銀座通りの歩行者天国が始まろうとしていた。昭和通りを渡り、工事中の歌舞伎座を横に観ながら、岩手県のアンテナショップ「いわて☆銀河プラザ」へ。店内は岩手県応援・支援の買い物客で結構ごった返していた。南部せんべい、ゆべし、根昆布、直利庵わんこそば、清酒・水の王など買って上野へ急いだ。


釜石の家は、流されはしていないが、全壊状態。市役所には撤去許可を出したことで先日、「赤い旗」の目印がつけられた。

午後2時からは、東京学芸大学 音楽・演劇講座教員有志による”チャリティコンサート”。「演奏会の収益金は100万円を越えることが出来ました」とのこと。2時間たっぷりと堪能したあと、出演ステージと会場いっぱいにつめかけた全体で「ふるさと」を合唱。これからもさらに義援の輪が広がるようにと、願う声が響き渡りました。


外はいつの間にか、雨。
レンブラント展や、家族連れはパンダ見物か・・・、上野駅周辺は、時折強く降る雨を避ける人々で溢れていた。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。