内山あきらタウンミーティング・南流山

2011-05-29 15:53:50 | 政治
5月28日(土)午後一時からの講師は、上原春男氏・工学博士。元佐賀大学学長。
(開発したチタン製熱交換は、が福島第一原発で)(3号機の設計者でプレート式冷却装置の開発者)

配布されたレジメには、

現在日本は未曽有の国難に直面している
第一の国難 地震、津波
第二の国難 福島第一原発のメルトダウン
第三の国難 政府のずさんな危機管理とリーダーシップの欠如
まず、この国難を克服することが、最優先事項である。

こうあったが・・・

「国難ではない、菅総理の対応の遅さに怒り!」、人災!、犯罪に近い!と開口一番。
3.11地震のとき、佐賀県から上京して衆議院の議員会館エレベータ内で遭遇、からだごと吹き飛ばされた。
「冷却装置が止まれば、早くて2時間、遅くても一日でメルトダウン=炉心溶解が始まる。
「何としても冷やさないと!」
地震と津波を受けたことから既存の「冷却装置」を回復させるのは簡単ではない。それならば外付けの「冷却装置」を付けるのが唯一の策だ。「熱交換器」を早急に創るよう、投宿したホテルからメーカーの関係者らに電話をかけ続けていた。
・・・、この間リアルタイムの菅総理の対応、判断は、まったくみえない。こうしたリーダーシップの欠如に怒りの言葉が続いた。

いま福島第一原発で起こっている3基同時のメルトダウンは、世界で初!
東電の事実隠蔽体質。菅総理のリーダーシップの欠如。とにかく原発事故克服へのずさんさに、厳しい発言が続いた。

2500万トンといわれる瓦礫のやま。
アスベスト粉塵の処理は、方針すら明示されていない。瓦礫は一方で、財産でもある!と。木材などからスーパー活性炭を創る、宝にかえる提案も。

流山市は、福島原発から離れているおり、南相馬市からの避難民を受け入れている。が、この地域とて安全でない、とズバリ衝撃発言。
日常できることとして、マスク(放射能防御用の)する。家は開放しない。外に出ない。こんな知恵も・・・、放射能は水に吸収されるというから、うがい、髪洗い、外出時は傘、薄いコートを。食べ物は水洗いして、水道水質の検査も重要だ。年齢の若い人ほど影響は強いから敏感になって欲しい。被曝して死をもたらすのは約30年経ってからのこと、という。
(会場に詰めかけた高齢者は、これをなんと聴講していたか?)

原子力は安全!と国民に叫び続けて半世紀が経った。正直に反省する時だ。
持続・再生可能なエネルギーへのスイッチを!
次世代の子供たちのために、大人たち、有権者の責任は重大です。

支援募金箱を抱え参加者と話す、内山あきら衆議院議員。

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