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関東地方以西、西日本から中国南部までの照葉樹林によく見られる。
庭園に植えることもある。
葉は長さ数cmでつやがあり互生する。
ふつう雌雄異株で、8月頃開く花は径1cmほど、
10枚前後の白い花被に包まれ、
中央におしべ、めしべがそれぞれ多数らせん状に集まる。
雌花の花床は結実とともにふくらみ、
キイチゴを大きくしたような丸い集合果
(単果は径1cmほど、全体では5cmほど)
をつくって冬に赤く熟しよく目立つ。
果実を漢方薬の五味子(チョウセンゴミシ)の代わりに使うこともある。
古歌にもしばしば「さねかづら」「さなかづら」として詠まれ、「さ寝」の掛詞として使われる。
名にし負はば 逢坂山のさねかづら 人に知られで くるよしもがな
(藤原定方、百人一首25/後撰和歌集)
庭園に植えることもある。
葉は長さ数cmでつやがあり互生する。
ふつう雌雄異株で、8月頃開く花は径1cmほど、
10枚前後の白い花被に包まれ、
中央におしべ、めしべがそれぞれ多数らせん状に集まる。
雌花の花床は結実とともにふくらみ、
キイチゴを大きくしたような丸い集合果
(単果は径1cmほど、全体では5cmほど)
をつくって冬に赤く熟しよく目立つ。
果実を漢方薬の五味子(チョウセンゴミシ)の代わりに使うこともある。
古歌にもしばしば「さねかづら」「さなかづら」として詠まれ、「さ寝」の掛詞として使われる。
名にし負はば 逢坂山のさねかづら 人に知られで くるよしもがな
(藤原定方、百人一首25/後撰和歌集)