生け花を習っている。今年で4年目。特別上手な方ではないけれど、花を生けている時は余計な事は一切考えずに集中して生ける。その時間が好きだ。新居に来てから今日が最初のお稽古日。新しい家に来てからずっと花を飾りたいと思っていたので待ちに待った感じだ。今日の花材はおみなえしの一種生け。家に持ち帰って飾ろうとしたが水盤を実家に置いたままだった。シャンパンの空き瓶に生けてみたがなかなか良い感じ。花は別に生活必需品ってわけではないけれど、そこにあるだけで何かとても豊かな気持ちになる。よく野に咲く花はそれだけで美しいのだから、わざわざ切って生ける必要はないという意見をいう人がいる。それももっともだけど、生け花っていうのは生ける人を通してその花の良さを最大限に生かす行為だと思う。 私の生け花の流派は池の坊であるが家元の言葉で印象に残っている言葉がある。「一期一会という言葉がある。生け花も同じで、今この時に出会った花はもう二度と会えない。だから、この瞬間を大切にこの花の命を生かす」この言葉を聞いた時に、花を生けるというのは尊い事だと感じた。もともと池の坊は寺につかえるお坊さんだったわ
けで、そういう背景からして、一つひとつが仏教の教えに通じる物があるのかもしれない。だから、花を生ける時の集中する瞬間というのは僧侶が雑念を一切感じず読教しているのと同じようなものなのかな、と思ってしまった。普段の生活でそこまでストイックにする必要はないけど、これからも一瞬一瞬を大切に花を生けていこうと思う。
けで、そういう背景からして、一つひとつが仏教の教えに通じる物があるのかもしれない。だから、花を生ける時の集中する瞬間というのは僧侶が雑念を一切感じず読教しているのと同じようなものなのかな、と思ってしまった。普段の生活でそこまでストイックにする必要はないけど、これからも一瞬一瞬を大切に花を生けていこうと思う。
黄色い小さな小花がたくさん付いている花です。
生け花は難しいものではないですよ。
この花が一番きれいに見える角度はどこかな?って探しながら自分の思うままに生けてみたらいいと思います。ぜひ試してみてくださいね。