じわじわ効いてくる

何かの番組で紹介されてた
「リトル・ブリテン」というコメディにハマッてます。
内容は、イギリスに住む変わった人たちの生態をオムニバスで綴ったもの。

ただ、制作してるのがブラックコメディの本場イギリスだけあって、
アメリカのコメディにはない風刺がかなり効いてます。

Ｍｒ．ビーンもブラックな笑いが散りばめられていましたが、
こっちは大人のブラックな感じ。
はっきりいって、子供には見せられないような場面もありますよ。

イギリス各地の変わった人たちがたくさん出てきますが
ロンドンのような都市部はほとんど出て来なくて
地方都市が多く出てきます。
地方で鬱屈した何かを抱えているような、
その鬱屈したモヤモヤがおかしな言動や行動に表れているのかな、
そんなふうに私は考えました。
必ずしも地方の人が鬱屈した人ばかりとは限りませんが
イギリス独自の階級社会も関係しているのかもしれませんね。

コメディ・サークルで同級生だった
マット・ルーカスとデヴィッド・ウォリアムスのコンビが
脚本執筆・製作・出演していて
2002年の放送開始以来、第３シリーズまでが放送されてるようですが、
DVDは第1シリーズが出たばかりでした。

作品中にキャラクターがいろいろ出てくるのですが、
中でも、首相秘書のセバスチャン、自称レディーのエミリー、
おばあちゃんに恋をする若者（名前は失念）が好きです。

アメリカのコメディーのように、腹をかかえて大笑いすることはないですが
じわじわと、気付いたら麻薬のように効いてくる笑いがクセになります。

大人のブラックユーモアに理解を持てる方、ぜひ一度見てみてください。

リトルブリテン公式サイトはこちら
www.comedique.com/littlebritain/