「シン・仮面ライダー」感想①(ネタバレあり) マスク＆コスチューム＆サイクロン号について

「シン・仮面ライダー」
2回観ました！

本郷猛が貧弱すぎるとか
仮面ライダーよりも
緑川ルリ子の方が
目立ち過ぎてるとか
CGがショボイとか
プラーナとかオーグとか
ハビタット世界とか
小難しい用語や造語、
理屈っぽい情報過多なセリフがウザイとか
言いたいことはいろいろありますが
映画全体的には
率直な感想としては
凄くよかったです！

特に前半、
クモオーグとの闘いまでは
めちゃめちゃよかったです！
後半はCGアクションが
多すぎたのが残念でしたが
エンドロールで流れる
子門真人さんの歌う
ライダーソングが
すべてを感動に
変えてくれました！w

オリジナルを知っている世代にとっては
ノスタルジーと相まって
概ね高評価だと思いますが
オリジナルを知らない世代にとっては
イマイチな評価になりそうかな・・・

俺はシン・シリーズは
全部観ていますが
「シン・ゴジラ」は
ぜんぜんおもろなかったし
「シン・ウルトラマン」は
まあまあでしたが
「シン・仮面ライダー」は
かなりよかったです！

1967年生まれの俺ですが
再放送を含め
ゴジラもウルトラマンも
仮面ライダーも
子供の頃
夢中になった作品なので
現代に蘇らせてくれた
庵野秀明監督には
ありがとう～！
と言いたいです。
ただ、先日NHKBSプレミアムで見た
アクションシーンの
メイキング映像を観て
元アクション業界関係者としては
庵野監督とは一緒に
やりたくないな～と思いましたｗ

では俺の感想を・・・
まずは仮面ライダーの
コスチュームと
サイクロン号ついて

平成や令和の
ゴチャゴチャした造形の
仮面ライダーには
ぜんぜん興味無いけど
やっぱ昭和の仮面ライダー、
特に初代の
“線無し”ライダーは
シンプルでいいですね～！

初代ライダーの
オリジナルの
シンプルなデザインを
ほぼそのまま踏襲し
レトロでチープな部分も残しつつ、
細部をわずかに
リファインしたような
マスク＆コスチューム。

カカトの高いブーツまで
再現してるとは
こだわり過ぎ～ｗ

襟足から長髪が
はみ出ていたり
コートを着用したスタイルは
ナイスなアレンジだと思います！
長髪やコートという
“なびきもの”は
バイクに乗っても
アクションシーンでも
映えますからね～！

サイクロン号に関しても
50年以上前のサイクロン号の
イメージを壊さずにリファイン、
フルカウルに白赤のカラーリング、
有機的な丸目4眼ライトは
エヴァンゲリオンっぽいとも
言われていますが
エヴァンゲリオンを
よく知らない俺にとっては
新鮮でめちゃカッコイイです！
放射状に配列された
大きな6本マフラー！
大ジャンプをするときは
このマフラーが
下向きに可動する
CGアクションにも感激～！
バイク好きの俺ですが
ベース車両が
ホンダのCB650Rだと
一見しては気付きませんでした。

50年前なら
フルカウルのバイクは
目新しかったと思いますが
現代はフルカウルの
バイクはたくさんあるし
ライトやマフラーの形状なども
めちゃめちゃカッコイイバイクが
溢れているから
サイクロン号のデザインも
難しかったと思われます。

オープニングのカーチェイスで
変形前のサイクロン号(CB250R)から
変形後のサイクロン号(CB650R)に
変形するシーンを初めて劇場で見た時、
たまらないくらい感動しました！
確かにCGはショボかったけど
オリジナル版を知っている者にとっては
ノスタルジーと驚愕で
感動しまくりました！

おっと、感想が長くなりそうなので
続きは後日！
次回はアクションシーンについて書きます！
次回・仮タイトル
「仮面ライダーはCGなんて使うな！ステゴロアクションだ！」