映画「真田十勇士」を観てきました。
日本映画史上屈指の時代劇アクションエンターテインメント超大作!
ということで
俺好みのキャストではありませんでしたが
壮大なスケールとアクションに期待して観に行ったのですが・・・
う~ん、あんまりおもろくなかったです・・・残念。
コメディー? シリアス?
映画? 演劇?
笑いあり涙ありのエンターテインメントを狙ったのでしょうが
どちらも中途半端な印象でした。
衣裳やセットも邦画としては
かなりの製作費をかけていると思われますが
どうもキレイすぎるというか逆に安っぽく見えてしまいました。
合戦のシーンも
大勢のスタントマン、エキストラ、馬が参加したわりには
あまり迫力を感じませんでした。
どうも画面全体がキレイすぎる印象です。
合戦シーンはもっとドロドロ、ボロボロになって
死ぬか生きるかの必死の闘いが観たかった。
「真田十勇士」特別映像(アクション編)
血しぶきドバーやら
斬首のシーンがあったりしましたが
あまりインパクトはなかったです。
十勇士が一人一人惨死していくのですが
どうも感情移入できずに悲しめませんでした。
「戦国自衛隊」や「ラストサムライ」のような
鬼気迫る感動的な合戦シーンが観たかったです。
個人の好みでしょうが・・・
主演の猿飛佐助役の中村勘九郎に魅力を感じなかったです。
演技が舞台芝居というか
わざとらしいというか
声張りまくり、メリハリつけまくりで
1人浮いていたように思いました。
ファイヤースタントにも挑戦して
火だるまになりながらアクションをやっていましたが
蹴り足が伸びきっていなかったのが残念です。
せっかくスローモーションでかっこよく撮っているのだから
あの“火だるま蹴り”だけはビシッと決めてほしかった~
霧隠才蔵役の松坂桃李はクールでかっこよかったですが
アクションシーンはショボイCGで
空を飛んでばっかりだったのが残念です←お前はスーパーマンかっ!w
もっと地に足の着いた鮮やかな殺陣をみせてほしたかったです。
大島優子はカワイイし、ええ脚してますねー
演技もアクションも良くも悪くも
“元気一杯”って感じですw
上映時間135分はとても長く感じてしまいましたが
もう少しタイトでテンポがよければもっと面白かったと思います。
冒頭のアニメ長過ぎ~!
アニメ嫌いの俺はマジむかついた。実写が観たいんじゃ!
いろいろと酷評してしまいましたが
俺の正直な感想です。
映画の好みや評価は人それぞれ違いますから
気になる人はぜひ劇場へ!