四季の大山を歩く

鳥取県の西部島根県よりの山、大山(だいせん)を四季折々に歩いた記録です。

夏の終わりの大山で沢山の夏の花に会えました。 2018年9月12日 その1

2018-09-17 14:00:51 | 四季の大山を歩く
夏の終わりの大山  その1
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車で大山へ向います。山頂付近には雲がかかっています。周りは晴れているのですが。
今日は天気が良くないようです。
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南光河原駐車場は満車ですが端に無理やり割り込みました。
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下界は晴れていますが 山の上は曇っています。
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駐車場の奥から 石段を登ります。
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道の両側には「釣り舟草」が満開です。
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ここで夏山登山道と合流します。
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しばらく石段を登ります。これは大山寺への参道です。
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阿弥陀堂へは 今日はここで拝みます。
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やがて二合目です。
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このあたりには道の両側に 「山路の杜鵑(やまじのほととぎす)」がたくさん咲いています。
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標高千メートルを越えてもブナの森が続きますが、豪雪地帯の大山では このあたりまでが
ブナの森の限界です。
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標高千二百メートルを越えると 木々がまばらになりました。
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少し下界が見えるようになりました。
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「蟹蝙蝠(かにこうもり)」が目立ち始めました。高山の薄暗い森の中に咲く花で、地味な感じです。
葉が蟹か蝙蝠ににているからだそうです。
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しかしこの花を良く見ると 面白い形をしています。高野箒(こうやぼうき)とか亀甲白熊(きっこうはぐま)に似ています。
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やがて左手の木々の間から 雲に隠れそうな 三鈷峰(さんこほう)が見えてきました。
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きれいな苔の絨毯の中に とんがり帽子の妖精のようなキノコが現れました。
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五合目の山の神に到着です。今日の山歩きの安全を祈願します。
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草牡丹の花と実が同時に見れました。似ても似つかない姿ですね。チングルマも花から実の姿が想像できません。
葉が牡丹の葉に似ているからと言う事ですが あまり似ていないような気がします。
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山母子の花が まだ残っていました。真夏の花です。よかった。
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巴塩竃(ともえしおがま)があちこちに現れました。巴と言う字に 花の付き方がにているからだそうです。
巴というより 卍(まんじ)と言うほうが分かりやすいと思いますが。

塩釜は 浜で海水を煮詰めて塩を作る釜ですが、何故こんな名前を付けたのでしょう。
「葉まで良い」というのが 「浜でよい」と寒くなるような駄洒落です。
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夏の終わりの大山その2へ続く
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夏の終わりの大山で沢山の夏の花に会えました。 2018年9月12日 その2

2018-09-17 14:00:35 | 四季の大山を歩く
夏の終わりの大山  その2
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六合目に到着しました。沢山の人が休憩しています。ここで一気に追いつきました。
厳冬期にはこの小屋は 完全に雪の下に埋ります。
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日差しは有るが 三鈷峰やユートピアは雲の中で 見えません。
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小屋の周りには「深山鳥兜(みやまとりかぶと)」や
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「黄輪草(きりんそう)」が咲乱れていてとてもきれいです。
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七合目まで登ると 雲の中に入りました。
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山の上から雲がどんどん降りてきます。
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下界は晴れているのになあ。
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木道に出ました。八合目です。大山伽羅木(だいせんきゃらぼく)原生林です。
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このあたりから お花畑です。
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深山コゴメ草が一面に咲いています。高山に咲く小米草の意味で 白く小さな花が遠目に小米にみえるのでしょうか。
こごめ草の仲間は 自分でも光合成をしますが 他の植物に寄生する半寄生植物です。
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風露が一面に咲いていました。今日はこの花に会いに来ました。もう一つ探している花があるのですが。
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白嫁菜(しろよめな)もたくさん咲いています。
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お花をみているうちに 山頂に到着しました。
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山頂避難小屋で食事をしました。この売店は夏の間だけ開いているようです。
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食事を終えて山頂へ向います。外は気温14度です。朝八時に松江の家を出た時は28度でした。
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小屋を出て山頂へは木道ですぐです。
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弥山、剣が峰への縦走は禁止です。禁止していても 後から後から縦走して 滑落したり
ナイフリッジで動けなくなり、ヘリで救出されたり。ここ5年間でも 何人も遭難されました。
バリケードを越えていくのでしょう。

最近は朝鮮からのマナーの悪い奴が増えてあちこち糞尿だらけです。朝鮮語でも禁止と書いてあるのでしょう。
九州の韓国岳へ行ったときも マナーの悪い朝鮮からの奴らに山を汚されて 地元の常連さんたちは
困っていました。どうも朝鮮のやつらは 韓国岳(からくにだけ)を自分達の山と勘違いしているようです。
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ここは山頂の弥山ではありませんが、一応広場になっていて標識があります。
しかし今日は雲で何も見えません。
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気温14度で風があるので とても寒いです。ジャケットを着ましたが 山頂広場では
沢山の人がお弁当を食べていました。
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周遊歩道で 今度は石室へ行きます。ここからは誰も歩いていません。
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夏の終わりの大山 その3へ続く
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夏の終わりの大山で沢山の夏の花に会えました。 2018年9月12日 その3

2018-09-17 14:00:17 | 四季の大山を歩く
夏の終わりの大山  その3
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大仙伽羅木の原生林です。イチイの樹の仲間で圧雪に強く 硬いので冬に道を踏み間違えてここに落ちたら
出られません。数年前に 大山の大ベテランの方でも ホワイトアウトの悪天候でここにに落ちて遭難されました。

ヤツの大山は 山頂広場までは 小学生や中学生の遠足で賑わう普通の山です。
しかし厳冬期の大山は魔界です。毎年沢山の方が命を落とされます。
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岩室到着です。昔の修行場ですが、今でも山開きの日には ここで行事が行われます。
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さっそく お参りしました。
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なんと入り口の岩の隙間に 大文字草がまだ残っていました。
御花畑で探したのですが もうありませんでした。よかったよかった。今年もこの花が見れました。
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梵字池を過ぎます。
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ここで夏山登山道に合流します。山頂広場からここまで誰にも会いませんでした。
こんな立派な歩道ができているのに なぜ誰も歩かないのか不思議です。
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弥山剣が峰はまだ雲の中です。
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降りるにしたがって 元谷がうっすらと見えてきました。
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ふもとは晴れていて 牧場も見えています。
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日本海も見えています。
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6合目の非難小屋まで降りてきてしばらく 雲が取れるのを待ちました。
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そのうち 三鈷峰が見えてきました。
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望遠にしたら 三鈷峰の隣のユートピア小屋も見えてきました。
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更に降りてここで分岐します。
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正面に三鈷峰を見ながら 木製階段を降ります。
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順調に急降下を続けます。
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道の両側には ホツツジが咲いています。おしべが少し反っているので 深山ホツツジでしょう。
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元谷に降りました。
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山の上はまだ雲の中です。
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元谷のガレ場を通り過ぎます。
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夏の終わりの大仙 その4へ続く
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夏の終わりの大山で沢山の夏の花に会えました。 2018年9月12日 その4

2018-09-17 10:21:33 | 四季の大山を歩く
夏の終わりの大山  その4
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こんども階段の急降下が続きます。
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今度は渓流沿いの道です。
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道が平らになると神社に到着です。
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拝殿で無事下山を感謝申し上げます。

大神山神社です。出雲王朝第八代大名持ち(主王の役職名)の八千矛王(記紀では大国主とかかれました)
を祀っています。もともとこの山は「大神山(おおかみやま)」と呼ばれていました。
古代出雲王朝の国教「幸の神三神」のうち父神の「クナト大神」を この山に祀っていました。
それで出雲王国民は季節の大祭のたびに大神山を出雲から礼拝してクナト大神を拝んでいました。

ところが奈良時代に仏教徒が寺を開くと 須弥山思想にのっとり 山の名前を大山(だいせん)
と変えてしまいました。つまらん名前にしたもんです。かろうじて明治の初めに神仏分離令で
大神山神社の名前が復活したのです。
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石段を下りて振り返り 一礼しました。今度はいつまた来れるのか 分かりません。
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なおも石段を下りていると 石垣の一部が崩壊しています。
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こちらの石段は既に復旧工事が始まっていました。
2018年6月の地震による被害なのでしょう。去年来た時には 石垣は崩れていなかったような気がします。
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ここの参道は 日本で一番長い自然石を敷き詰めた石畳の道だそうです。
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継子の尻拭いが咲いていました。継母がこの草で継子のウンコしたお知りを拭いてやると
棘棘で痛がり泣き叫ぶからこの名前がついたそうです。よくそんな下品な事かんがえつきますね。

もっとまともな名前に変えて欲しいものです。ほかにも 姥百合とか犬の金玉とか 下品な山野草の名前を
知性ある名前に変えて欲しいなあ。
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神社の参道にお地蔵さんが。むかし僧兵どもが 威張り散らしていたころはここも お寺の一部だったのでしょう。
このお地蔵さんの横に 「力石」なる大きな石が置いてあり、僧兵達が筋トレしたそうです。
仏道に励まずに そんな事ばかりしていたのでしょう。僧侶ではなく 武器を持ったゴロツキだったのでしょう。
もっとも戦国時代の日本全国の僧兵が そんな感じだったようです。
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石畳の道はここで終わりです。
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今度はいつまた来れるのか分からないので 大山寺へもお参りしようとしたら「お金を払え」と門のところに
書いてありました。宗教施設なのにバッカジャナイノ。そのままユーターン。
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参道を下りていきます。
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道の両側には「現の証拠」がたくさん咲いていました。
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あれ、新しいお店が出来ています。いままで 無かったのに。おみやげ物やコーヒーショップもあります。
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その近くの今までの店も営業していました。沢山の人が入っていました。
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駐車場に帰着しました。意外なことに未だ沢山の車が止まっています。
登山客ではなくみなさん 河原で遊んでいました。
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山の上は未だ雲の中でした。
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下界は日本海まで見えているのになあ。
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歩いた記録です。
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高度と距離の記録です。
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四季の大山のトップページはこちらです。
http://yochanh.sakura.ne.jp/shimanetotori/index.html
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竜巻のように叩きつけてくる凄まじいブリザードに八合目で撤退しました 2017年12月24日 その1

2017-12-28 23:05:03 | 四季の大山を歩く
この山は日本海に面していて、シベリヤから運ばれてくる雪が直接山の斜面にぶつかります。
冬場の大山は 豪雪地帯で、しかも天気の急変が多く 第一級の危険な山です。
そのため毎年遭難事故が起きています。今年も既に 一人お亡くなりになりました。
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この日も 中腹の登山口では 穏やかな天気でしたが 山頂付近はものすごい吹雪とブリザードで
何回も倒されて、じっと風が通り過ぎるのを 雪面に伏せたまま待ちました。
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暴風雪の大山 その1
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車で登山口へ向う途中大山の姿が見えてきました。麓は天気が穏やかですが、山頂付近は雲に覆われています。
このような時は 山頂は大荒れのときが多いのです。不安感がこみ上げてきます。とりあえず登山口へ。
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スキー場は既にオープンしている為、南光河原駐車場は一日千円取られます。
駐車場に9時に付くと既に万社でしたが、おじさんに無理を言って工事車両用のスペースに入れてもらいました。
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元谷を見ると静かで風も無く シーンとしていました。不気味な雰囲気です。
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宅配便屋さんの例の改造車が並んでいます。改造費だけで300万くらいするそうです。
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駐車場の奥から 近道をしていきます。
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直ぐに夏山登山道に出ます。
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踏み固められた身とはツルツルしてとても歩きにくい。
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次第に勾配がきつくなります。本来この付近は 石段ですが雪が踏み固められて急勾配のスロープになっています。
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滑って踏ん張りが効かないので ここでアイゼンを装着しました。
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阿弥陀堂を通過しました。
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森は静かで風もありません。
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一合目を通過しました。
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ブナの森に入ってきました。森は風も無く静まり返っています。
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三合目を過ぎて雪がかなり多くなってきました。
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大山国際スキー場からでしょうか、微かに音楽が聞こえてきます。
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歩いているといつのまにか標高1100mを越えました。
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左手の元谷の向こうに 豪円山が見えてきました。
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ふみかためられてツルツルのアイスバーンの急登が続きます。
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ようやく四合目に来ました。
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暴風雪の大山 その2へ続く
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