九州山旅 2010年

九州の山を歩きながら旅をした記録の2010年版です。

高千穂連峰縦走 6月1日

2010-06-11 11:54:09 | 九州登山旅行

今日は 南九州の屋根と言われる。霧島連峰をいよいよ縦走します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー0_2

ブルーのラインが縦走したコースです。結果的に新燃岳の直下と思われる地点に迷い込み、なんとか引き返しました。

下山してから聞いたのですが、新燃岳にはもちろんのこと、噴火の影響で獅子戸岳から 新湯温泉への下山道も閉鎖されているとのことでした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

142

えびの高原登山口です。ミヤマキリシマは満開です。惜しむらくは天気ですが、こればかりはどうしようもありません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

247

満開の花を眺めながら、登っていきます。遠くの丘は、黄色く禿げていて硫黄の影響なのでしょうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

451

暫く歩くと、先行者に追いつきました。このグループは、本格的に雨具を着たところだそうです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

569

それから暫く歩くと、すぐに霧島連峰の主峰 韓国岳(からくにだけ)1700mに到着しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

746

そこから縦走を開始します。あちこちにミヤマキリシマが咲いています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

縦走路の間違いではないのかと思うほど、一気に高度を下げてどんどん下っていきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一気に400mほど下ったようです。それから暫くは緩やかに上ります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

862_3

案内図では、韓国岳から獅子戸岳(ししこだけ)まで70分とありますが、実際は90分を超えました。雨でぬかるんだ急斜面を下るのが大変です。

ここは獅子戸岳山頂1429メートルです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1567

引き続き新燃岳へ縦走しようと歩き出しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1633

ところが「新燃岳は噴火のため危険なので入山禁止です」と看板がたっていました。この付近でどうするか考えていたら、3人連れのグループと出会いました。

そのうちの一人が大阪府和泉市から来られた、川合さんでこのあと一週間の山旅をご一緒することになるとは、この時点では思いませんでした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1756

それでもちょっとだけと自分に 言い訳をしながら進むと、分岐です。

「直進は大幡山、右折は新燃岳、新湯温泉」とあり、いくら地図とにらめっこしても、自分がどこに居るのか 分かりません。

とにかく右折して、進みました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1860

案の定トラロープで、通行止めのバリケードです。直進は新湯温泉、左折れが新燃岳と見当をつけて、もう少し進むことにしました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

19r2

暫く進むと、ミヤマキリシマの群生地にでました。ふみ後も次第に不明瞭になり、しかも雲が渦巻いていて、前後左右同じ景色なので、これは危ない、迷ったら帰れなくなると、縦走を断念して引き返しました。

案内図では、獅子戸岳から新燃岳まで30分とありますが、もう1時間半近く歩いています。雲が渦巻いていて、新燃岳の噴火らしきものはまるで分かりません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2044

もと来た道をそのまま引き返すことが出来ました。やれやれ、駐車場が見えてきたと思ったら、空は晴れていました。なんか変な天気です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2284

車で新湯温泉へ行ってみました。ひっそりとした秘湯と言う感じですが、左横の新燃岳への登山道は、「噴火のため閉鎖する」とあり、バリケードで封鎖されていました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

結局9時間近い縦走でも、新燃岳には近づけず、雲の中にミヤマキリシマの咲いた姿を堪能しました。

駐車場のおじさんに、私が道に迷ったことを言うと「獅子戸岳からどうやら大幡山、大幡池のほうに歩いたようだ。その途中で分岐したと思われる。しかし新燃岳は、毒ガスも噴出しているので、近づいたらいけんよ」としかられました

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

九州に着て始めての縦走は、雲の中での山歩きとなりました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山歩きトップページはこちらです。 http://yochanh.sakura.ne.jp/yamatabi/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ウエブのトップページはこちらです。 http://yochanh.sakura.ne.jp/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今までに訪ね歩いた峰々の記憶はこちらです。 http://yochanh.sakura.ne.jp/minenokioku/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



最新の画像もっと見る

コメントを投稿