第三話
スイカズラの折れた幹はもうすっかりよくなりました。そして、スイカズラのつくるリースは村のみんなの評判となりました。
「どうか私にもひとつ作ってはくれないかのう。」
「このリースを部屋に飾ると心が安らぐよ。」
スイカズラは、みんなの喜ぶ顔が見たくてせっせとリースを作りました。
ある日のことです。都の左大臣からスイカズラに便りが届きました。
「スイカズラ殿へ
貴殿のリースの評判は、ここ都にも届いておる。
この度、陛下から宮殿に飾るリースを作って欲しいとの
ご要望があった。これは大変名誉なことであるから、
すぐに作って届けるように。 左大臣」
つづく
スイカズラの折れた幹はもうすっかりよくなりました。そして、スイカズラのつくるリースは村のみんなの評判となりました。
「どうか私にもひとつ作ってはくれないかのう。」
「このリースを部屋に飾ると心が安らぐよ。」
スイカズラは、みんなの喜ぶ顔が見たくてせっせとリースを作りました。
ある日のことです。都の左大臣からスイカズラに便りが届きました。
「スイカズラ殿へ
貴殿のリースの評判は、ここ都にも届いておる。
この度、陛下から宮殿に飾るリースを作って欲しいとの
ご要望があった。これは大変名誉なことであるから、
すぐに作って届けるように。 左大臣」
つづく
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