大和ヒトシの足踏み行進記~ママチャリ日本一周編~

大和の唄と三線・俵積田等による日々日記番外編

51日目

2005年05月21日 21時11分57秒 | 萩市(山口県)⇒厚沢部町(北海道)
昨夜は夕陽を見届けたあと待合室みたいなとこで日記を書き、ちょいと小腹がすいてきていたので何か食べようと思うも、ここの道の駅自体が高台にあるため動くのはパス。なんとここには通常のレストラン以外にもモスバーガー、ファミレスまでずらり揃っちゃってるのですが、これらは場所はおろか値段も高いのでパス。ずらり揃っちゃってる端っこの方に小さく肩身を狭くして立っていたカップラーメンの自販でカップヌードルを購入。満足顔で併設されてあった公園の東屋で22時ごろ就寝。
zzz…4時半、ケータイのアラームで起床。脳みそがまだ起きてなくてしばしボーっとしてから近くのコンビニへ移動。朝食(いつもながらカップ焼そば)を食べ、地図を立ち読みして今日の目的地を吟味。今日は出雲の湯の川っていう道の駅だな。そう決めて、6時、さぁ出発です。
途中、仁摩という町に入りしばらく走ってると、とある看板が目に入ります。
「世界一の砂時計」
ぶっちゃけもう世界一にはコリゴリでしたが(笑)、やっぱり私のチャリンコは無条件にそちらへと向かいます。
立ち寄ったのは、仁摩サンドミュージアム。
世界一の大きさの砂時計、なんと一年計なんだそうで、毎年年明けの瞬間にその年の年男年女108人でワッショイワッショイひっくり返すんだそうです。
砂の美術館というだけあって、他にも一ヵ月計や一日計の砂時計があったり、鳴き砂(ここの近くのビーチの砂もそうなんだそうです)を体験できたり、映像と音で砂の歴史(?)を勉強出来たり、そんな感じでしばし休憩がてら砂遊びを満喫、先へと旅路を進めます。
そんな折り、松丸さん(昨日のおじさん)からメールが。
「湯の川って道の駅は足湯もあるし休憩室は24Hオープンだよ」
そう!そこっす今日の目的地は!そんな事聞いちゃったらなんか楽しみだな~♪ルンルンで走り出します。
しかし今日の道程は、全てアップダウンの繰り返し!登って下って、下って登って。平坦の道はほとんど皆無。おまけに辺り一面、空と海と山以外何も無し。
とりあえずこんな時は歌を唄います、大声で!どうせ誰も居ないので、オレみたくそんな上手くなくても誰にも迷惑を掛ける事無く気がねなく思い切り唄えます!(笑)特にトンネルの中は声が響くので、あたかも自分が平井堅になったかの如く、まさに瞳を閉じて熱唱です!!キモイ!キモイ!(笑)
ただあまりに浸り過ぎて、ふと我に返って過ぎ去る車の窓が開いてたりすると、若干声が小さくなる、心も体も小さなオレです(笑)。
さて、そんなこんなで14時ごろ出雲市イン、16時ごろ道の駅着。
まずはトイレで洗髪(風呂に入らない日はたいがい頭だけ洗います)。サッパリしたところで早速、足湯初体験。気持ちイイ~♪
そして近くのコンビニで腹ごしらえ。道の駅のお店たちが閉まるのを見計らってまた戻り、24H開いてる休憩室へ。ただこの休憩室、ずっと開いてるのは良いんだけど、仮眠スペースみたいな畳がなくて少量のベンチしか無い&トイレがこの休憩室内にしかないので人の出入りがけっこうある、な感じで少し惜しい。ま、野宿に比べたら幾分ましだが。てかこれも野宿か。ただ一番イイ席、端の隅っこ(教室でいうところの窓側の一番後)のベンチは無事しっかり確保☆
こんな所だから、けっこう旅人さん方も増えるかなぁ~と思ってたけど、どうやら今夜旅人でここに泊まっていくのはオレだけのようです。もうちょい人通りが少なくなってから横になろうと思います。
今日の写真は、昨日のトンネル内県境越えの瞬間です。

今日の移動:浜田市(島根県)→出雲市(島根県)
走行時間:8時間
走行距離:112.5Km
積算距離:4177.6Km