小森陽子のブログ

ジャズピアニスト小森陽子の徒然日記

ピアノが来た!

2006-08-17 12:59:51 | Weblog
 念願のマイピアノ、今日来ました。

 寝起きの寝ぼけた私の無意識がこのピアノでいいじゃん、といったピアノがきました!

 来ました、というか、迎えに行ったというか。

 自分でやると、ピアノ運送屋を見つけるのも結構いろいろ電話してやっと見つけたし、ピアノを売ってくれる人のアパートに支払いもかねて、運送会社がくるまでビレッジでぷらぷら2時間半も待っていた。ピアノの梱包も見届けて、うちのアパートにくるまで距離は近いのに、結局朝から6時間くらいかかりました。私がピアノを担ぐ訳ではないのになんか大仕事をした気分。

 明日は調律を頼んでいて、調律が狂いまくっているのとペダルの修理も必要。

 ピアノ屋さんから買うとそんなこと全部やってくれるのに。手間を考えると、ピアノ屋から買う事は合理的だな、とやってみると納得。でも自分で手間ひまかけた方がピアノがよりいとおしく感じる。

 このアップライトに名前までつけてしまいました。プリンちゃん。
。。。またぎょうざの食べ過ぎであたまおかしくなってないですよ。

 ピアノを運んでくれた人に、「今はね、チャイナタウンに住んでるけどね、そのうちこのピアノでいっぱい練習してうまくなって、いっぱい稼いで、広いとこにひっこしてグランド買うんだ!」といったら「そんなことせず、お金持ちの男の人を見つけてけっこんすればいいんだよ、ボーイフレンドは? そんないい男がここにいるよ、オレどう? あとで電話番号教えるよ、、、」って。ははは~いらんいらん。

  しかし、こういう玉の輿発想って万国共通なんですね。アメリカ人はもっと女の人が自立しているイメージだからあんまりそんなこと言わないのかと思った。

 おまけ。昨日教えてもらった話。
大それた事をしたかったらまず足元から。

 えらいお坊さんにある人がききました。
「どういう修行をしたら、そんなになれるんですか?」「きみ朝ご飯はたべたか?」「はい、頂きました」「では、食器をよく片付けよ」

 そういうことなんだって。身の回りのことがきちんとできなくて、何を大きいことができる?言える?って。 

 はーい、部屋かたづけます。。。明日の朝ね、ん?今しろって。そうですね。
 自分を甘やかさず、手を抜かず、きちっとね。

 いやいや、できてない。基本ができてないねー。はい、すみません。