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オメガねこ

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「戦闘行為」 と 「虐殺行為」

2022年05月23日 | ニュース
 ロシアによる「特殊軍事作戦(こちら側から見ると、露宇戦争)」では、民間のビルの上層階が破壊されている映像が多いようです。ビルを丸ごと破壊するのなら低層階を攻撃した方が効率が良いのですが、見た印象では「特定の部屋」が破壊されているようにも感じます。

 一部のネット情報では、一階・ニ階の低層階には民間人が住んでいて、上層階ではウクライナ軍が戦闘態勢にあったと言われています。この状態は、見る方向によって大きく三通りの解釈が出来ます。

① すでに上層階が破壊されたビルの低層階に市民や住人が避難している、或いは避難させられた。

② ウクライナ側の戦闘員(ウクライナ人とは限らない)が上層階を陣取り、市民を人間の盾として利用し、ロシア側の戦闘員(ロシア人とは限らない)が突入するのを防いでいて、上層階が攻撃された。

③ 市民が何時でも逃げられるように下層階に避難していて、空いている上層階からウクライナ戦闘員が警戒していたところを攻撃された。


 ①の場合は、誰が上層階を破壊したのかが分からないのですが、これも作戦の一部とも言えなくも無いので止むを得ないかもしれません。

 ②は、これが「戦争」なら、ウクライナ側が戦争法に違反します。しかし、ロシアは「特殊軍事作戦」と言っているので、攻撃側のロシアはウクライナに対して「戦争法に違反している」とは主張できないと思います。

 ③の場合は、ロシア側はこの戦闘状態を「特殊軍事作戦(戦争ではない)」としているので、ウクライナ側の作戦は「緊急避難」として当然の行動と言えます。

 ロシア側が、低層階に民間人が居る事を知っている場合は、低層階に対する攻撃は「虐殺行為」と言えますが、報道でも「被害者は数人」とされていて、銃を構えた敵兵のいる上層階を攻撃したロシアに対しては責任を問うことは出来ないと思います。

 先にビルの上層階からの攻撃が有った場合は、それに応戦するのは「戦闘行為」として当然なので、上層階が破壊されその巻き添えで民間人が死んでも「虐殺行為」とは言えません。

 「虐殺行為」とは、降伏した兵や、民間人である事を知っていて殺傷する行為であり、「戦闘行為」とは分けて考える必要が有ります。当然、民間人が武器を持っている場合は「便衣兵」の可能性も有るので、「戦闘行為」として殺傷する事は適法に出来ます。

 死亡した民間人の映像を見ただけでは、所持していた武器を死亡後に取り除いた可能性も有るので、虐殺かどうかは直ぐには判断できません。

 証拠が定かでない「南京大虐殺30万人」のプロパガンダで汚名を着せられた日本人としては、安易に判断すると同じ間違いを他国に着せる可能性も有るので、昔からロシア人の残虐性を知っていても、今のところ「虐殺行為」と決め付けることは出来ません。

 但し、ベトナム戦争時に日本で「戦争反対!人殺しはやめろ!」と米国大使館前で騒いでいたサヨクには、ロシア大使館前でも「戦争反対!虐殺行為ヤメロ!」と叫び続けて欲しいと思います。

 不思議なことに、ベトナム戦争当時は「サヨク」による米国に対する反対デモや騒乱は報道で良く見ましたが、現在のロシアに対する激しい反対デモの報道を見た事がありません。それどころか「ウクライナ侵攻に対する反対デモは、一般ロシア人に対する差別を助長するので好ましくない」との声すらあります。

 何かが操作されている気もします。




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