テレビとうさん

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「マスク」 と 「感染率」 ③

2021年02月28日 | 統計
 日本人で、マスクを着用しない人と着用する人の未感染者比は「1.0031」で、殆ど誤差の範囲と言える値ですが、「ひと一人の命は地球より重い」と思うのなら「マスクを着用しない」ほうが良いとも言えます。

 若しもこれが誤差だった場合は、その比は「1」になって、「マスク」はファッションに過ぎないと言えます。しかし、普通は安心感が有れば、たとえ科学的に効果が無くても「病は気から」と言って「プラセボ効果」が働き、少しは「着用者が優位」になる筈ですが、結果は正反対になりました。

 それでも、「マスクには効果が無い」と言うと石を投げられるかもしれないので、ここでは「ファッション」としては素晴らしい機能がある事にします。

例えば、サンプル数100万人を調査した場合、

マスク着用者(M):90万人(90%)
マスク未着用(N):10万人(10%)

なので、マスクの有無に関係なく感染率が同じとした場合、日本での感染率「0.3%」から、

マスク着用感染者:2,700人(着用者感染率  Mk:0.3%)
マスク未着用感染:  300人(未着用者感染率 Nk:0.3%)

なので、それぞれの未感染者数を計算すると、

着用未感染者 :897,300人(着用未感染率 Mm:99.7%)
未着用未感染者: 99,700人(未着用未感染率Nm:99.7%)

から、その比は「1」になり、「マスクの危険性」は無い事が証明され、ファッションとして使用するのは問題ないと言えます。

 「未感染者」の統計での「1.0031」と「1」は誤差の範囲と言えるのですが、
「感染者」の統計では「18倍」の差があり、「マスク未着用者」の感染を百万人当たり 18人から 282人増やして 300人にする必要があります。その為には「マスクの義務化対策」として、「マスク未着用者」に対して集中的に「PCR検査」をすれば、確実に「未着用感染者」を創り出す事が可能になります。

 その場合は、「全体の感染者」が増える事になるので、「18倍」以外の比率も変わりますが、最初に「誤差の範囲」と仮定しているので、再計算はしません。

 最近、知らない間に「PCR検査のCt値」を45から35に下げた(感度:1/1000)事が理由かどうかは判りませんが(本当は知っていますが)「PCR検査での陽性率」が過去平均の「5.57%」から「1.81%(2月25日)」に減り1/3となっています。

 この特性を利用すれば、「マスク着用者:Ct<35」「マスク未着用者:Ct>45」と、秘密裏に設定すれば、検査数をそれ程増やさなくても、簡単に「ファッションとしてのマスクの安全性」は証明できるかもしれません。




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